総務省は24日、2022年分の「政治資金収支報告書」を公開し、岸田総理が政治資金パーティーで得た収入が計1億4872万円に上ったことを明らかにしました。
全ての政党を含む政治団体の収入額は、1067億4000万円と2021年と比べて7.1%増え、このうち政治資金パーティー収入は34.5%増の82億円に上りました。
自民党政党本部の収入は、10年連続首位の248億6000万円(2.1%増)で、6派閥の収入はそれぞれ麻生派(2億3511万円)、二階派(1億8845万円)、岸田派(1億8329万円)、茂木派(1億8142万円)、安倍派(9480万円)、森山派(4016万円)となりました。
岸田総理の資金管理団体「新政治経済研究会」のパーティー収入は1億4872万円で、利益率は約9割だったことから、「事実上の献金集め」「なんとも効率がいい “集金”」といった批判の声が上がっています。
昨年、岸田総理の団体が開いた政治資金パーティーの中で、収入が1000万円を超えたパーティーは6回あり、最高で1回につき約3654万円の収入があったとのことです。
しかも、岸田派(宏池会)の政治資金パーティーに「一帯一路促進会」の会長をはじめとした多くの中国人が参加していることが判明し、それを機に、岸田総理と中国共産党の蜜月ぶりがさらに広く認知されるようになりました。
◯【岸田総理の収入】与野党7党首のうち最多の2億2926万円 大勢の中国人を招いた政治資金パーティーでボロ儲け
宏池会の政治資金パーティー「宏池会と語る会」には、いつも在日中国人団体の主要メンバー達が参加していますが、彼らが参加するのは当然理由があります。
一帯一路促進会会長の中国人とか。しかし、こうやってみると宏池会が保守には到底見えないですね。
2022.5.18東京プリンス pic.twitter.com/pvFUgYPVdm
— 三木慎一郎 (@S10408978) May 19, 2022
日本福建経済文化交流協会会長、日中一帯一路促進会会長、日本福州十邑社団連合総会副会長、孔子第75代直系子孫、他.不動産会社社長、中国投資会社社長、語学学校理事長、等々… pic.twitter.com/yoscjX3Fd2
— 三木慎一郎 (@S10408978) May 20, 2022
こうした政治資金パーティーについて、2001年に閣議決定された「国務大臣、副大臣、及び大臣政務官規範」では「政治資金の調達を目的とするパーティーで国民の疑惑を招きかねないような大規模なものの開催は自粛する」と明記されていますが、実際には全く無視されているのが現状です。
政治資金は非課税な上、政治資金パーティーで企業などから得た収入が20万円以内の場合、収支報告書に企業名を記載する必要がありません。
そのため、こうした仕組みを悪用し、それぞれの議員が政治資金パーティーを通して得た収入で裏金を作り、選挙の買収資金としているのではないかと疑われています。
つい先日も、岸田総理を含む自民党5派閥の政治団体がパーティーで得た収入の一部を申告していなかったことが判明したばかりで、ネット上では「凄いな、、、まさに政治屋稼業荒稼ぎだよ」「今だけ、金だけ、自分だけ」「良い商売ですね 詐欺みたいなもの」といった批判が殺到しています。
◯自民党5派閥の政治団体、政治資金パーティで得た約4000万円を収支報告書に不記載、“裏金作り”をしていた疑いが浮上
金の亡者と化した政治家たちが全て厳正に裁かれ、国民の益となる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
◯【日本医師会のお抱え議員】武見敬三厚労大臣、パーティー券をめぐり政治資金規正法違反の疑いで刑事告発 4回分の1000万円以上の収入を不記載
◯【税金の私物化】岸田総理の長男・翔太郎の“外遊観光”をめぐる質問に対しゼロ回答 政治資金を使って全閣僚に3年間で544万円超の土産を購入していたことも発覚し、さらに批判殺到
◯【政治家たちは、コロナが嘘だと知っている】菅義偉や西村康稔など70人の国会議員が、昨年末に計85回の政治資金パーティーを開催していたことが発覚
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