イタリア下院は16日、培養肉などの合成食品の生産・販売を禁止する法案を賛成多数で可決しました。
法案は「イタリアの食文化と消費者の健康を保護する」ことを目的とし、上院も7月に承認しているため、近く成立する見通しです。
地元メディアによると、欧州で培養肉を禁止するのはイタリアが初めてで、違反した場合には1万ユーロ~6万ユーロ(約160万円〜約979万円)の罰金などが科せられるとのことです。
イタリアの「ロッロブリージダ」農業・食料・森林政策相は法案の可決を受け、「われわれは正しい道を選んだ。他の欧州諸国もつづくと確信している」と述べました。
培養肉は、家畜の数を減らし、二酸化炭素などの「温室効果ガス」の削減につながるとの理由から、各国で研究開発が進められています。
しかし、実際には培養肉を作る際、家畜を飼育するよりもはるかに多くの二酸化炭素が排出されることが明らかになっている上、人体への悪影響も懸念されています。
○【カリフォルニア大学の研究】培養肉を生産する際、家畜を飼育するよりも4〜25倍の二酸化炭素を排出することが判明
○【地球温暖化という茶番】ゲイツ財団、メタン排出量を削減できる牛用のマスクに6億円超の投資 ゲイツ「牛は公共の敵」「人工肉は本物の肉より健康的」
このイタリアでの取り組みが日本をはじめ全世界に広がり、食の安全や文化が未来永劫守られますことを心から祈ります。
○【有害】昆虫食の普及に注力する『河野太郎』、培養肉の宣伝にも一役買っていたことが判明し批判殺到
○昆虫食や培養肉などの普及を目的とした超党派議員による「フードテック振興のための議員連盟」が2020年に設立されていたことが判明
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