博覧会協会が、「2025年大阪・関西万博」の建設計画に「木造リング(大屋根)」の設置を新たに加え、およそ350億円の費用を上乗せしていたことが判明し、物議を醸しています。
2018年当初、博覧会協会は2005年に開催された「愛知万博」の費用を基に、大阪万博の会場建設費を1250億円と想定していました。
しかし、2020年に1850億円、最終的には2350億円と、当初の建設費からほぼ倍増することになりました。
博覧会協会は、物価や人件費の高騰で費用が膨らんだとしていますが、この間、万博のデザインプロデューサーの提案で、リングのような形をした木造の屋根を作る計画が新たに追加されていたとのことです。
木造のリングは「多様でありながら、ひとつ」という万博の理念を表すシンボル的な建物で、その整備費用はおよそ350億円に上ります。
木造リングの建設計画を新たに加えたことで、整備費用がさらに増大したため、国会の場においても「このリングを一部削るとか、いくらでもコストカットの方法があるのではないか」といった声が上がっています。
立憲民主党 杉尾秀哉さん大阪万博「木造のリング一周2キロもある。当初の計画にはこんなリングなんてまったくなかった。ところがゼネラルプロデューサーか何かのアイデアで急に作られる事になってこのリングだけで350億円余計にかかることになった」こんな輪っかのために350億円。馬鹿か!#国会中継 pic.twitter.com/yQBmXZ8ovb
— akiu (@NoRome__1) October 31, 2023
また、ネット上では、万博の整備費用が膨らみつづけている問題について、「利権が絡んでるからだろうなあ」「己の懐に還流するスキームが出来上がってるんでしょう、多分。だから、変えられないし、やめられないのです」「たっぷり中抜きする為だったりするんですかね〜」といった批判が殺到しています。
莫大な税金を投じ、自らの懐を潤す悪人たちが全て厳正に裁かれ、国民の益となる真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。
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