博覧会協会は、「2025年 大阪・関西万博」にかかる建設費用が、これまでの予算から500億円増え、2350億円となる見込みであることを国、大阪府・市、経済界に報告しました。

当初の大阪万博の予算は1250億円でしたが、約1.9倍も膨らみ、国民負担がさらに増すと懸念されています。

これを受け、費用の3分の1を負担する大阪府と大阪市は27日、マスコミに公開する形で博覧会協会の担当者と面会をしました。

この中で、吉村知事は「増額なら府民・市民にきちんと説明しなければならない」とした上で、「徹底した厳しいコスト管理が必要だと思っています。今回の増額が本当に最後にしてもらいたい」と述べたとのことです。

しかし、吉村知事は、博覧会協会の副会長（理事）にも就任しているため、「事務方の担当者に責任転嫁するのは筋違い」「公開質問なんてただのパフォーマンス」「お前は万博協会の副会長なんだから「すいません、僕の見通しが甘かったです」と頭下げる側だろうが」といった批判が殺到しています。

○【身を切る改革】大阪万博の役員報酬、最高月額200万円　大阪府知事・吉村洋文、経団連会長・十倉雅和、経済同友会理事・新浪剛史など34人に　賞与も支給　学生はボランティア

○Yahoo!ニュースコメント欄

こうして大阪万博を強硬的に開催しようとすることで、吉村知事をはじめ、万博にかかわる者たちは全員、国民からの信用をことごとく失っています。

国民の訴えを軽視し、自らの利益ばかりを優先する政治家たちが全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。

○【大阪万博】ついに一般参加を募集　祭り・ワークショップ・パレード・ダンス・舞踊・プレゼン・音楽コンサートなど何でもありに

○東京都・大阪府・大阪市・日本国際博覧会協会が『電通』の指名・入札参加資格を停止　東京五輪の談合事件を受け　大阪万博の開催にも多大な影響

○ヤフーのアンケート「大阪・関西万博、行きたいですか？」に対し、74%（5232票/7061票）が「行きたくない」と回答