愛媛県・久万(くま)高原町の消防本部で、上司が部下に対し、昆虫を使った食事を食べるよう強要していたことが明らかになりました。
消防本部では、署員たちが朝食や夕食を3交代制のグループごとに自炊して一緒に食べることになっていますが、昨年4月~11月頃、食用の昆虫を使った料理をメニューに取り入れることになったそうです。
これについて署員の1人から「昆虫食入りのおにぎりを強制的に食べさせられた」といった内容の相談があり、大野秋義消防長が食べるよう促した上司2人を口頭で注意したとのことです。
しかし、昆虫を食べさせられた署員は、消防側の対応に納得しておらず、町が詳しい経緯の調査に向けて準備を進めています。
久万高原町総務課は、聞き取りをした上で、ハラスメントにあたると判定した場合は処分を検討すると説明しています。
立場の弱い人に対し、無理やり昆虫などの異物を食べさせる行為は、卑劣ないじめ行為の一つとして認知されており、ヤフーニュースのコメント欄にも「強制で食べさせることは、コンプラインスに払拭します」「昆虫に限らず、食べたくないものを無理矢理食べさせるという態様は、パワハラですね」「昆虫は論外だけど食物アレルギーがある職員もいるだろうに…」といった批判の声が殺到しています。
また、昆虫食の販売を専門とする「TAKEO」も、「とても良くない! みなさんも望まない人に昆虫食品を無理やり食べさせることは絶対にしないでください。食品事故が起こるリスクがあるだけでなく、このような社会的制裁にも発展するリスクがあります」と警鐘を鳴らしています。
昆虫食の有害性が広く認知され、安易に昆虫を口にして健康を害する人が出ないよう、心から祈ります。
○昆虫食の専門店『株式会社TAKEO』、甲殻類アレルギーを持っていない人でも、昆虫による食物アレルギーを発症する事例が存在すると警告
○『河野太郎』、食用コオロギの安全性について「アレルギーなどの健康に対する影響が生じた事例はまだ来てない」と主張し、批判殺到 昆虫食のリスクを未だに“陰謀論”と片付ける
○【中国共産党のプロパガンダ紙】毎日新聞が「日本の食用昆虫産業は主流になろうとしている」と英語で報じ、事実と異なるとして批判殺到
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