現在、中国では不動産バブルが崩壊の一途を辿っており、“中国版リーマンショック”が起きる可能性があると懸念されています。
中国人は、信頼度の低い母国の株式市場や人民元よりも、不動産への投資を重視してきたため、現在、彼らの個人資産の約7割が不動産で占められています。
しかし、過去の記事でも述べてきましたように、中国共産党が自国の発展よりも党の存続を重視しはじめたため、不動産関連だけでなく、多くの企業が政府から厳しく締め付けられるようになりました。
そのため、今や多くの中国人が危機感を抱き、自分たちの資産を売り払って現金化し、貯蓄率も急上昇しているそうです。
ここ数年高騰していた「ロレックス」や「パテック・フィリップ」といった高級時計も大量に売りに出され、中古価格が暴落しているとのことです。
南京市で中古高級時計を販売する中国人経営者は、「中国の好況期は完全に終わったよ。金持ちだった私の店の常連客が次々と『ロレックス』や『パテック・フィリップ』を売りに来ている。ロレックス・サブマリーナーに限定すれば、この1ヵ月で29本も買い取った。長年この仕事をしているけど、こんなことは一度もなかった」と語っています。
中国の中古高級時計の業界ポータルサイト「万表」によると、今年3月以降、ロレックス・サブマリーナーの中古価格は46%も下落しているとのことです。
これまで、中国人が高級時計を爆買いしてきたのは、“贈り物”、つまり相手に便宜を図ってもらうための“賄賂”として用いるためでした。
しかし、そんな高級時計が次々と売りに出されているということは、中国人の富裕層らがそれだけ資金繰りに苦慮している証拠だと言えます。
さらに今後、中国人は、日本で爆買いしてきた不動産を手放し、現金化するのではないかとも予想されています。
中国共産党は、日本の不動産を次々と買収することで、侵略工作を推し進めてきたわけですが、ここに来て、その計画も頓挫する可能性が濃厚になってきたようです。
世界中で悪事の限りを尽くし、人々を食い物にしてきた中国がさらに厳正に裁かれ、この地上から跡形もなく消滅しますことを心から祈ります。
○【中共No.2の金庫番・郭文貴】「中国は未曾有の内部的、政治的、経済的な大災害に見舞われている。今の状況が続けば、中国共産党は1〜2年で存続の危機に陥る」との見解を示す
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