コロナ禍以降、対面することなく相手を騙して現金を奪う「特殊詐欺」の被害が急増していますが、中でも、中国人が国外から詐欺を主導し、日本人が実行役を担うケースが相次いでいます。
大阪府警は6月下旬、警察官になりすまし、高齢者から現金8200万円を奪ったとして、詐欺容疑で中国籍の男２人を逮捕しましたが、2人は詐欺グループの一員で、だまし取った金を回収して保管する「金庫役」でした。
実行役は、SNSで集められた日本人計7人で、警察官や銀行員などになりすまし、被害者と直接会ったり、ATMから金を引き出したりする役割を請け負っていたとのことです。
詐取した金のうち、中国人2人には計7400万円が渡り、差額は実行役の報酬に使われたとみられています。
7月には、中国人2人が保管した現金を回収したとして横山征龍(せいりゅう)容疑者が逮捕されましたが、横山容疑者は、中国から日本に帰化しており、中国への送金も繰り返し行っていたとのことです。
府警はこれまでにグループのメンバー10人超を逮捕しましたが、被害額は少なくとも1億円以上に上ると見られています。
詐欺に関与していた中国人は従来、末端の実行役まで担うケースが多かったそうですが、コロナ禍で海外の往来が少なくなったため、在日中国人が指示役などを担い、捕まるリスクの高い実行役は、日本人が担うケースが増えているそうです。
また、詐欺グループの上層部は中国にいると見られていますが、詳しい拠点などはまだはっきりと分かっていません。
捜査関係者によると、中国国内でも日本と同様の特殊詐欺が横行しているため、拠点を中国本土に置いたグループが、日本にも犯行の手を広げている可能性が高いとのことです。
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悪事の限りを尽くし、日本人を食い物にする中国人たちと、彼らを牛耳る中国共産党が一刻も早く滅び去りますことを心から祈ります。
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