スリランカのウィクラマシンハ首相は5日、国の「破産」を宣言しました。
スリランカは今、混乱の渦中にあります。
ガソリンなどの燃料の輸入資金が不足し、国内の在庫はほぼ底をつき、燃料を求める人々で給油所は大混乱となっています。
スリランカが破産に追い込まれたのは、中国の「一帯一路」によって借金漬けにされことが主な原因と言われています。
◯スリランカ、中国のワナで4兆円の借金 石油の代金を「紅茶」で支払い!?
◯中国に「借金漬け」にされたスリランカがデフォルト、見えた一帯一路の本性
スリランカは、1983~2009年まで続いた内戦終結後、農業や繊維業、観光産業を軸に持続的な経済成長を維持してきましたが、さらなる経済成長を目指すため、中国の「一帯一路」に参加し、中国から湯水のように資金を借りていました。
しかし、予想していたほど利益が出ず、返済不能に陥り、担保としていた施設や土地を手放さざるを得なくなり、最終的に破綻に追い込まれました。
これはまさに中国が仕掛けた「債務の罠」であり、中国は「一帯一路」の実現に向け、低・中所得国に対して高金利で融資し、相手の国を借金漬けにして、利息でボロ儲けしてきました。
もし相手がデフォルトに陥った場合は、相手の国の覇権を握り、港湾施設などの重要インフラも手に入れるそうです。
実際に2018年、返済不能のため、スリランカのハンバントタ港が中国の国有企業に引き渡され、港の運営権は99年間、中国が掌握することになりました。
また、スリランカ政府は、返済延期と25億ドル相当の緊急支援を中国に求めましたが、中国は3100万ドルの「緊急人道支援」や人民元スワップを提供したのみでした。
さらに、コロナパンデミックが拍車をかけて観光産業に大打撃を加え、スリランカの対外債務は510億ドルに上りました。
◯大阪港が中国の「一帯一路」構想の拠点となる 去年12月に武漢と連携、今年6月に青島間で「中日海上黄金通路」が開通
◯「業務スーパー」を展開する「神戸物産」は中共の隠れ蓑だった!! 中国産の食品を大量販売する傍ら、エネルギー事業を展開、北海道の乗っ取りも進める
血も涙もない悪魔の集団である中国共産党が一刻も早く滅び去り、全世界に真の平和が訪れますことを心から祈ります。
◯200万人の命を奪ったポル・ポト率いるクメール・ルージュのカンボジア大虐殺も、中国共産党(毛沢東)の指示によるものだった
コメントを書く