ゼロコロナ政策によって、中国経済は衰退しつづけており、4月の中国の16歳~24歳を調査対象とした失業率は18.2%と過去最高を記録しました。
これは若者の10人に2人が失業している計算で、中国の若年層失業率は2021年10月以降、加速しつづけています。
ゼロコロナ政策によって、多くの外資系企業が中国から撤退し、多くの国内企業が社員を解雇しているため、中国では「歴史上、最も就職が困難な年」と言われています。
○コロナ禍の中国で「史上最も就職が困難な年」 1000万人の大卒者が人生の選択
北京の経済アナリストは、「ロックダウンなどで企業活動の制限が相次いだことに加え、習近平指導部が進めたIT業界や教育業界の統制強化でリストラが急増したことも、新卒者の雇用市場に悪影響を及ぼしている」と分析しています。
また、上海では、出稼ぎに来た多くの地方出身者がロックダウンによって仕事や住む場所を失い、ホームレスになるケースが急増し、数千人が路上生活を送っています。
上海の夜の街角での路上生活風景。おそらく出稼ぎで来られた方々でしょうが、何ともまあ、想像を絶します。#台湾民主 #上海実情 pic.twitter.com/wBggJ1LiHT
— 台湾保護@ProtectTaiwan (@_dailytrip_) April 23, 2022
新たにホームレスとなった人の多くは、農村部や中小都市から移住してきた労働者で、これまで他の労働者とアパートをシェアしながらその日暮らしをすることが多かったようですが、こうした労働者の多くを雇用する企業がロックダウン中に閉鎖され、社員寮も封鎖されました。
6月1日から、上海ではロックダウンが解除されたと報道されていますが、全員が外出許可を得たわけではなく、厳格なゼロコロナ政策は堅持されたままで、封鎖解除の報道と実態は全く異なるとの声が上がっています。
ゼロコロナ政策とロックダウンが上海にもたらした経済ダメージは深刻で、元の状態に戻ることはほとんど難しいと言えそうです。
○中国で日本移住希望者が激増し、問合せが去年の10倍に 中国を脱出し、日本に行きたがるエリートたち
○中国共産党員の岸田首相「ニコニコ超会議」に出演し、若者に3回目のワクチン接種を呼びかけるも、国民の怒りを買い、コメント欄が罵詈雑言で埋め尽くされる
悪魔の化身である中国共産党と彼らに与する全ての悪人が、一刻も早く滅び去り、この世界に真の平和と秩序が打ち立てられますことを心から祈ります。
コメントを書く