NATOの本部やEUの主要機関が多く集まるベルギーの首都ブリュッセルが、中国人スパイの巣窟になっているとして、かつてないほど警戒心が高まっています。
2018年には中国のスパイ機関「国家安全省」の幹部がブリュッセルでスパイ行為により逮捕され、アメリカに身柄を送致、2021年11月に有罪判決を受けました。
また、ブリュッセルのシンクタンクであるEUアジアセンターの幹部が、ジャーナリストに扮した中国人スパイ2人にEU関連の情報を提供していたとして調査されています。
さらには中国人スパイが、欧州委員会本部の近くにあるマルタ大使館の改装工事に関与し、同大使館をスパイ工作に利用しようとしていたとの疑惑も取り沙汰されています。
こうした中国人スパイの活動の増加を警戒し、「欧州対外行動庁」は欧州関連機関の関係者らに、近所のレストランやカフェの利用を避けるように助言しています。
また、2021年、アリババの子会社がベルギーのリエージュに巨大な物流拠点を建設しましたが、この建物が中国人スパイの拠点になる恐れがあると懸念されています。
フィンセント・ファンクイッケンボルヌ司法相は、中国は法律ですべての民間企業に国の諜報活動に協力することを義務付けていることを指摘し、ベルギーの情報機関である「国家保安庁」は、中国が経済力を政治的影響力として利用する危険性を警告しました。
〇中国人は諜報活動することを法律で義務付けられていた!! 中国の「国家情報法」の恐るべき実態
〇【警告】HUAWEIなど中国製のスマホやパソコンは中共のスパイ工作に利用されている!! 危険すぎる中国の「国家情報法」
ベルギー以外のEUの国でも、大量の中国人スパイが潜伏し、諜報活動を行っています。
○仏諜報局高官、中国人女性通訳のハニートラップにはまる?仏検察は起訴
全世界で害悪を撒き散らす中国共産党と、それに与する全ての悪人が厳正な裁きを受け、一刻も早く滅び去ることを心から祈ります。
○【アメリカの報告書】中国人留学生は全員、留学する際に「中国共産党のスパイになる」との誓約書を書かされている
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