ある中国共産党員が、習近平アプリと呼ばれる学習アプリ「学習強国」を使用していたところ、「学習」中に死亡していたことが明らかになりました。
習近平アプリ「学習強国」
中国共産党員が学習中に死亡https://t.co/xncgOVBhhQ党員ランク付け「業務監視と査定」ポイント制で報酬と罰があり、公に叱責や非難を受けるのを恐れ寸暇を惜しんで「習を学習」ノルマを満たす。
盗聴、遠隔操作も可能な乗取りアプリhttps://t.co/p4PcoSKZDN https://t.co/2T4awFsJz8 pic.twitter.com/sioWIUfUCj
— otopaki (@otopaki) April 20, 2022
○政府に雇用されている者と共産党員は、恥をさらしたり、失業したりすることを恐れ、「学習強国」アプリの得点稼ぎに膨大な時間を費やしている。
「学習強国」アプリは、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」を学ぶために2019年に立ち上げられました。
現在、この学習アプリは中国共産党員にとって、どれだけ犠牲を払っても達成しなければならない政治的任務になりつつあります。
点数が低いと、毎日叱責や厳しい非難を受けたり、100人民元(約1,500円)の罰金や減給の処置がなされるため、党員たちは寸暇を惜しんで「習金平の思想」を学習し、共産党のノルマを満たし、免職されないよう努めています。
この過酷なノルマによって、2019年4月、中国東部山東省の50代の党員が、アプリの設問に回答している最中に、突然、倒れて死去しました。
男性の周りには2台のスマートフォンとメモ用の紙片が散らばっており、家族を知る情報関係者によると、1月に「学習強国」アプリのダウンロードと利用開始を義務付けられて以来、彼の生活は壊れてしまったとのことです。
彼は毎朝5時に起きて勉強し、設問に回答し、それから仕事に出かけ、帰宅してからも夜遅くまで勉強したり、習近平の演説を聞いたりしていたそうです。
それだけでなく、スマートフォンの使い方を知らない他の党員のためにも、代わりに設問に回答していたようです。
また、山東省菏澤市轄のある村の責任者は、「学習強国」アプリが導入されてから高血圧に悩まされ、頻繁に体調を崩し、時には点滴を受けながら「習金平の思想」を学び続けているとのことです。
さらに、点数が低いことによる罰金を免れるため、2台の携帯電話を使って勉強している上、得点を増やせるよう村民を何人か雇い、500得点ごとに30人民元(約450円)を支払っているそうです。
党員たちはこのアプリを強く批判しており、「文化大革命の最中に毛沢東語録を学んだのと同じ」「共産党に入党したことをひどく後悔している。しかし、離党者には厳しい制裁が待っているから離党したくてもできない、耐えるしかない」「『学習強国』は文化大革命の再来である」「まるで自分の考えが操作されているようだ」などと述べています。
人々を習近平の思想で洗脳するために過酷なノルマを課し、過労死や深刻な健康被害を被るまで追い込むなど、もはや狂気の沙汰としか言いようがありません。
○【中国共産党による洗脳】「習近平思想」を国家の教育課程に取り入れ、悪魔崇拝思想に過ぎないマルクス主義の信念を若者に徹底教育
習近平の蛮行によって、これ以上、多くの人々の健康や命が犠牲になることがないよう、習近平ならびに中国共産党の滅びを強力にお祈りしなければなりません。
○【中国共産党】政府を批判する集団の形成を恐れ、ファン文化を生むエンタメ業界の締め付けを強化
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