ギリシャを侵略する中国共産党 経済危機に乗じて主要な港や空港を次々と買収

ギリシャを侵略する中国共産党 経済危機に乗じて主要な港や空港を次々と買収

中国は、ギリシャ経済危機が起こった2010年ごろからギリシャに急接近し、港や空港などの買収を着々と進めてきました。

2008年にギリシャ最大の港であるピレウス港の一部を操業する権利を最初に確保し、「一帯一路」でピレウス港をヨーロッパの拠点港と位置づけるため、2016年にギリシャの国営事業者の51%を買収、その後、出資比率を67%に引き上げ、2019年11月には同港の施設拡充に6億ユーロ(約720億円)を追加投資することでギリシャ政府と合意しました。

○中国海運コスコ、ギリシャ最大港に追加出資 現地反発も

ピレウス港を視察する習近平とギリシャのミツォタキス首相

2019年時点で港全体で約10,000人の雇用が創出され、ヨーロッパと中東への玄関口として機能してきましたが、劣悪な労働環境や約束された投資の遅れなどが原因で、ピレウス港を運営する中国国有企業に対する地元の反発が強まっています。

ピレウス港の特定の業務は請負業者を通じて雇用され、安全訓練をほとんど、または全く受けていない日雇い労働者に依存していたため、2021年10月には労働者がコンテナクレーンに致命的な打撃を受ける事故が起こりました。

その際、ピレウスの労働組合は中国企業に対し、24時間ストライキを起こしました。

さらに今現在では、港近くでの新しいホテル、モール、その他の施設を建設する計画が行き詰まりを見せています。

首都アテネから車で約20分のピレウス港沿いの道路には、「やつらはここを中国とロシアに売り渡した」という落書きも発見されたそうです。

○「中国に売却」ギリシャのピレウス港町

これらの反発の背景には、欧州全体で強まる中国への警戒もあり、今では蜜月とみられた二国間の関係にきしみが見えてきています。

現在、EUは人権問題や米中の対立を理由に、中国との経済協力の焦点から離れ、台湾との関係を強める動きが加速しています。

○欧州で広がる中国離れと台湾重視

○中国海運コスコ、ギリシャ最大港に追加出資 現地反発も

他国のリスクを我がチャンスと言わんばかりに、中国はどんどん侵略の手を伸ばし、大量の資金をばら撒いて乗っ取ってきましたが、今やその卑怯な方法や、低劣な中国の国民性にどの国もうんざりし、恨みばかりを買っているのが現状です。

世界各国に害を与え続けてきた中国共産党が一刻も早く滅び、世界に真の平和が訪れますことを心からお祈りします。

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