モスクワで先月28日から、飲食店利用の際にQRコードの提示を義務付ける新たな制度が始まりました。
飲食店に入店する際に提示を義務づけられたQRコードは、ロシア製コロナワクチンの接種を受けた人、コロナの感染歴があり、抗体を持っているとされる人、または、3日以内にPCR検査で陰性が確認された人を、モスクワ市当局が証明するものです。
しかし、ロシアでコロナワクチンの接種が完了した人は、人口の10%余りで、ほとんどの人がQRコードを持っていないというのが実情です。
こちらのツイートの動画では、現在のモスクワの飲食店の様子ですが、営業中にもかかわらず、店内に誰もいない様子が映し出されています。
ロシア政府は、QRコードの提示を義務付けることで、ワクチン接種を促進しようとしたのでしょうが、国民の多くが依然としてワクチン接種に応じていません。
この日本でも7月下旬からワクチンパスポートが発行される予定ですが、多くの国民がSNSなどで反対の声をあげています。
そのため、もし今後、ワクチンパスポートを導入する店舗が出てくれば、モスクワの店舗と同じ憂き目に遭うことは間違いありません。
ワクチンパスポートは庶民の行動を監視し、制限するための奴隷制度に他なりませんので、強力にお祈りして、その普及を絶対に阻止しなければなりません。
○【監視社会の到来】日本政府、ワクチンパスポートを7月下旬から発行
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