中国・四川省、シャオミ製のEV車が事故を起こして炎上 ドア開かず、中に閉じ込められた運転手が死亡

中国・四川省、シャオミ製のEV車が事故を起こして炎上 ドア開かず、中に閉じ込められた運転手が死亡

中国西部の四川省で、シャオミ製のEV車が走行中に事故を起こして炎上し、車内に閉じ込められた運転手が脱出できず、生きたまま焼かれて死亡しました。

地元警察によると、現地時間の13日午前3時すぎ、シャオミ製のEV車「SU7」が別の乗用車と衝突した後、中央分離帯を越えて停止し、炎上したとのことです。

事故直後、通行人とみられる男性らが運転手を救出しようと、窓を叩いたり蹴ったりしてドアを開けようとしましたが、最後まで開けることはできませんでした。

現場に駆けつけた消防隊員が消火活動を行ったものの、運転手はすでに死亡しており、「生きたまま人が焼かれた」として事故の映像をSNSに投稿する中国人が相次いでいます。

EV車に搭載されているリチウムイオンバッテリーは、外部から強い衝撃や圧力が加わると化学反応によって酸素と熱を発生させ、発火につながることがあり、周囲の酸素に依存せず燃え続けるため、一般的な消火方法では鎮火が難しい場合もあるとのことです。

また、中国当局は、死亡した男性について「飲酒運転の可能性がある」との見解を示していますが、シャオミの株価下落を防ぐための口実ではないかとの見方も出ています。

◯シャオミ製電気自動車でまた死亡事故…中国当局「飲酒運転の疑い」

今年3月にも同じモデルのEV車で同じような事故が発生しており、自動運転モードで走行中、ガードレールへ衝突し、炎上と同時にドアが開かなくなり、同乗していた3人が死亡しました。

◯出火したシャオミ電気自動車、ドアが開かなかった…高速道路の事故で3人死亡

原因究明と安全対策が徹底され、二度と同様の事故が起こることのないよう心から祈ります。

◯【恐るべき中国クオリティ】ファーウェイ製の電気自動車、緊急ブレーキ作動せず衝突 直後にバッテリーから発火し炎上 窓とドアが開かなくなり、3人が焼死

◯中国でEV車が遠隔操作される問題が多発していることが判明 シャオミ製EV車では、車の所有者がスマホを操作していないにも関わらず、スマホからリモート駐車機能の信号が送られていたことが判明

◯中国製のEVバス、日本各地でトラブル相次ぐ 国交省が販売元に総点検を指示 ハンドルが利かない、動かなくなる、停止中に勝手に動き出すなど

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