【食糧危機が来ない日本】福島県相馬市で『スルメイカ』が豊漁、水揚げ量は昨年の2.4倍 宮城県志津川湾で『伊勢海老』が豊漁、水揚げ量は昨年の10倍以上

【食糧危機が来ない日本】福島県相馬市で『スルメイカ』が豊漁、水揚げ量は昨年の2.4倍 宮城県志津川湾で『伊勢海老』が豊漁、水揚げ量は昨年の10倍以上

福島県相馬市の沖合で、スルメイカが例年にないほどの豊漁となり、港が賑わいを見せています。

近年、スルメイカは不漁が続いていましたが、今月1日から17日までの水揚げ量は152トンと、昨年の同じ時期の2倍以上に上っており、地元の50代の漁師は「例年になく、よくとれてうれしい。あまり制限なく引き続き水揚げが続いたらいいと思う」と話しています。

この異例の豊漁は福島県にとどまらず、北海道・根室をはじめ太平洋側の各地でも起きています。

豊漁の理由について、福島県水産資源研究所の神山享一副所長は「海水温や海流の変化、エサとなる小魚の状態など様々な要因が考えられるが、詳しい理由は不明。スルメイカは広範囲に移動するので、今後の漁場の変化に注目したい」と話しています。

また、宮城県の三陸沖では、これまで水揚げがほとんどなかったイセエビが豊漁となっています。

南三陸町の海では、数年前からイセエビの姿が見られるようになり、今年に入ってから9月23日までの漁獲量は2303キロと、すでに昨年の10倍を超えています。

南三陸町自然環境活用センターの及川浩人主任は、「震災前から夏場に(イセエビが)確認はされていたが、いままでは冬になると死滅していた。近年冬場が高水温で、10度を下回らないような海域になってきたので、越冬するようになった」と説明し、イセエビが生息しやすい環境に変化したことが豊漁の要因ではないかと話しています。

豊かな水産資源が守られ、食料が常に安定して供給されますことを心から祈ります。

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