今年の新米の生産量が需要よりも10~40万トン上回る見通し 農林水産省が試算 民間コメ在庫も10年ぶり高水準に回復か

今年の新米の生産量が需要よりも10~40万トン上回る見通し 農林水産省が試算 民間コメ在庫も10年ぶり高水準に回復か

農林水産省は、今後1年間のコメの需給見通しについて、新米の生産量が需要を10万トンから40万トンほど上回ると試算していることが分かりました。

農水省は毎年コメの需給見通しを公表していますが、2023年、2024年は大きく外してコメ不足や価格高騰を招いたと指摘されていました。

これを受け、農水省は今回から算出方法を見直し、あらかじめ幅を持たせた形で公表する予定です。

関係者によると、今年7月から来年6月までの1年間の需給見通しの原案は、生産量が玄米ベースで728万トンから745万トンとされ、昨年に比べて50万トンから70万トンほど増えると推計しているとのことです。

需要量は玄米ベースで697万トンから711万トンと見込んでおり、生産量が需要量を上回ると見通しです。

これまでは、玄米での試算のみ公表していましたが、今回は精米したあとの推計も公表する予定で、生産量は645万トンから668万トン、需要量が624万トンから631万トンと、こちらも需要量を上回る生産量になる見通しです。

昨年は深刻なコメ不足で店頭から在庫が消える事態となりましたが、今年は民間在庫も大きく回復するとの試算が出ています。

一方、コメの平均価格は今月1日から7日時点で、前の週に比べて264円高い、4155円となり、13週ぶりに4000円台となりました。

価格の高い新米がすでに出回り始めていることが主な要因とされ、本格的な新米シーズンを前に、今後の価格動向に一層の注目が集まっています。

良質な食材が常に安定して供給され、誰もが安心して暮らせる世の中になりますことを心から祈ります。

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