
スーパーなどで新米の販売が始まりましたが、昨年から続くコメ不足の影響で例年にない高値となっています。
【新米が発売 異常な高値に業者困惑】https://t.co/FHyMavwLhf
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) August 17, 2025
現在、日本各地で夏場に収穫される早生(わせ)品種のコメが出回り始めており、高知県産「よさこい美人」は5キロ7800円、同じ県産のコシヒカリも6450円と、いずれも例年の1.5倍前後の高値となっています。
コメの販売を営む「農家産直米すえひろ」の代表は、今年の新米の価格について、「創業以来の最高値ですね。こんなに高くなったことはないです」と話しています。
今年は、JAが農家に提示する「概算金」、いわゆるコメの買取価格が前年より引き上げられ、それに伴い業者間の買い付け競争も一段と激しくなっているとのことです。
福井県ではブランド米「ハナエチゼン」の収穫が猛暑の影響で前倒しされましたが、店頭価格は5キロ4700円余りと昨年より6割高い水準で推移しています。
JA福井県が農家に提示した「ハナエチゼン」の概算金は、60キロ当たり2万3000円と前年より7000円高く設定されましたが、全国の業者はそれを上回る価格で買い付けを進めています。
地元の卸売業者の中には、県外への流出を防ぐためにさらに1万円上乗せし、3万2000円を提示するケースもあるとのことです。
一方、農水省が放出した備蓄米は業者の間で在庫が積み上がっているほか、小売店で購入した消費者からは「備蓄米に虫が湧いて食べられない」といった声も相次いでいます。
#備蓄米
まだ開封していない備蓄米の袋の中で虫がわいてる😱❕ pic.twitter.com/lFLdJlloTt— なのだー星人 (@nanodaseizin) July 29, 2025
備蓄米を食べようと思ったら、大量の虫…。
動いてるし…。
捨てます( ; ; ) pic.twitter.com/VzNgXE6kOy
— 猫好き注意のうたうたい飛知和恵次ex.Lily (@hichiwalily) August 18, 2025
備蓄米に虫わいてる助けてください pic.twitter.com/dQbTpEAoCQ
— 天 (@ama_mrK) August 19, 2025
備蓄米の中に虫いたんだけど… pic.twitter.com/PdM3CANYTy
— ラムネ! (@ramu_21_ne) July 5, 2025
こうした中、民間によるコメの輸入量は従来の56倍に拡大しており、政府の関税収入は今年上半期だけで138億円に達し、このうち119億円が農水省の収入となっています。
【米の関税収入119億円 本紙試算】
高い関税が課される「民間貿易」での外国産米の輸入が増える中、政府の関税収入がいくらになるか試算したところ、2025年上半期(1~6月)で138億円に上ることが分かった。うち119億円が農水省の取り分…
※有料会員向けhttps://t.co/CyqkmSuOMO— 日本農業新聞 (@jagrinews) August 16, 2025
安全で品質の良い食料が不足なく行き渡り、すべての人が安心して暮らせる社会が実現しますことを心から祈ります。
◯【小泉進次郎】飼料向け備蓄米の販売を凍結すると発表 飼料用のコメ不足により、卵や肉の価格が高騰する恐れ
◯【石破内閣】コメ減反から増産に方針転換、「生産量が需要量より不足していた」と分析 一方で政府備蓄米のキャンセルが相次ぐ、数量は約2万9000トン
◯【小泉進次郎】備蓄米を加工用にも売り渡す方針 駐日米国大使も「コメの課題に対し、常に支援の用意ができています」とXに投稿
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