【京都市】外国人宿泊客が全体の5割を超える 

【京都市】外国人宿泊客が全体の5割を超える 

京都市の調査で、昨年1年間にホテルや旅館に宿泊した客のうち、半数以上が外国人だったことが判明しました。

京都市によると、2024年に市内を訪れた観光客は前年比11%増の5606万人となり、2015年の5684万人に次ぐ高水準を記録したとのことです。

このうち、外国人観光客は前年比53%増の1088万人に達し、過去最高だった2019年の886万人を大きく上回りました。

外国人観光客を国籍別に見ると、中国が2.6倍、台湾が2割増となるなどアジア勢が過半を占め、アメリカ(6割増)やオーストラリア(3割増)も伸びています。

また、京都市内に宿泊した旅行客は、外国人が53%増の821万人に上りましたが、その一方で日本人は14%減の809万人にとどまりました。

◯京都市の24年外国人観光客、初の1000万人超 宿泊は日本人上回る

日本人観光客が減少した背景には、オーバーツーリズムによる宿泊料金の高騰などが関係しているとみられ、今年4月の京都市内主要ホテルの平均客室単価は3万640円となり、2014年の統計開始以来、初めて3万円を超えたとのことです。

こうした状況の中、ネット上では外国人観光客で混雑する京都の様子が拡散され、たびたび物議を醸しています。

日本人観光客の「京都離れ」を受け、京都商工会議所は、分散型の観光につながる施策や公共交通機関の混雑緩和に向けた取り組みを提言し、課題の解決を図ることで日本人観光客の呼び戻しとインバウンドとの共存を目指すとしています。

あらゆる産業が、国民にとって真に有益な形で発展していきますことを心から願います。

◯インバウンド消費が激減、百貨店の売り上げは3年ぶりのマイナス 購買客数は過去最高

◯【批判殺到】菅義偉、安倍・菅政権のインバウンド政策の成果として2024年の訪日外国人旅行者数が3687万人で過去最高となったとXで自画自賛

◯【新幹線】外国人観光客によるトラブルが急増、指定席や荷物スペースを横取り

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment