
今月24日、英語の能力試験「TOEIC」の認定証を偽造したとして、中国籍の男3人が有印私文書偽造の疑いで書類送検されました。
書類送検されたのは、中国籍の杜晶江被告(35)と李竜被告(36)、そして偽造証明書を購入しようとしていた日本人の女(39)の3人で、いずれも起訴を求める「厳重処分」の意見が付けられたとのことです。
この事件は、警視庁が4月に男の自宅を入管難民法違反の疑いで捜索した際、女の名前が書かれた未発送の偽造認定証が見つかり、発覚しました。
警視庁によると、女は偽造証明書の発行を謳うサイトを通じて現金16万円を振り込み、男らはパソコンを使って600点台前半だった女のTOEICのスコアを800点台後半に偽造していたとのことです。
調べに対して3人は容疑を認めており、女は「勤務先の会社で海外転勤を希望していたので依頼した。心から反省している」などと話しています。
また、男のパソコンからは、日本人名義の運転免許証や卒業証明書、医師資格証など、偽造したとみられるデータが400から500点ほど見つかっており、警視庁は、中国の犯行グループが他の証明書も偽造しているとみて実態を調べています。
中国では、卒業証書や論文、身分証といったあらゆるものを偽造するビジネスが横行しており、2023年には山東省で大規模な学歴詐欺事件が摘発され、偽の卒業証書7000枚以上と偽造印章2300個あまりが押収されました。
これらの証書は1万〜16万円ほどで取引され、購入者は1万2000人を超えていたと報じられています。
◯中国人に買われる日本の学歴。「東大合格保証8000万円」不正入学を手配する学歴ブローカーが暗躍
近年、在日中国人の急増に伴い、日本でも偽造ビジネスが横行するようになっており、こうした事態は、中国人の受け入れを積極的に進めてきた結果とも言えます。
犯罪行為を繰り返す悪人たちが厳しく取り締まられ、誰もが安心して暮らせる社会となりますことを心から祈ります。
◯【中国の民度】中国の医師や研究者の間で、論文の捏造が常習化 捏造論文の作成・代筆業が一大ビジネスと化す
◯日本での外国人の在留資格取り消し件数が急増 前年の800件から40.6%増の1125件に 偽装結婚、学歴詐称、文書偽造、嘘の申請などにより
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