【参政党・さや】参院選東京選挙区で当選 公職選挙法違反で当選無効を求める声が殺到

【参政党・さや】参院選東京選挙区で当選 公職選挙法違反で当選無効を求める声が殺到

今回の参議院選挙で、参政党の新人候補「さや(saya)」が東京選挙区で初当選を果たしましたが、公職選挙法に違反している疑いが浮上し、物議を醸しています。

さやは、ジャズシンガーとして活動していたほか、保守系メディア『チャンネル桜』のアシスタントを務め、2014年の東京都知事選では田母神俊雄を応援する“田母神ガールズ”の一員だったこともあります。

今回の参院選では、消費税の段階的な廃止や少子化対策などを訴え、参政党の支持層に加えて無党派層にも支持を広げて初当選を果たしましたが、あるホストクラブのキャンペーンが原因で、公職選挙法違反となる可能性が指摘されています。

今月11日、歌舞伎町にあるホストクラブが、「投票済証明書を提示すれば、初回無料引換券をプレゼントする」との企画をXに投稿し、さや候補の名前を“記載例”として紹介しました。

この投稿に対し、さやは「感謝でいっぱいです!!」と一言リプライを返しましたが、名前を“記載例”として挙げた時点で、特定候補の宣伝と受け取られる可能性があり、さらに投票済証明書の提示によって無料券を配布する行為は、公職選挙法で禁じられている「財産上の利益」の供与にあたるおそれがあります。

公職選挙法第221条は、選挙に関連して金銭や物品などの利益を申し出た者に罰則を設けており、総務省も「特定の候補や政党への投票を条件とする金品の提供は買収行為にあたる可能性がある」として、たびたび注意を呼びかけています。

さらに、さや本人がこの企画に感謝の意を示していることから、ホストクラブ側の行為を事実上容認・称賛したとも受け取られかねず、候補者自身が共犯として公選法違反に問われる可能性も指摘されています。

こうした指摘を受け、参政党は「候補者の認識不足により、公選法に抵触する可能性のある投稿へ投票への感謝に対するコメントを行ってしまいました」「なお、当該投稿者とは特別な関係ではなく、あくまで支援者のお一人です」などとXで釈明しました。

さや候補本人も同日、自身のXアカウントで「私の認識と配慮が足りなかったことにより、投票に関する投稿へ感謝のコメントをしてしまい、結果として不適切な形となってしまいました」「当該の投稿者の方とは、特別な関係ではなく、あくまで支援してくださっている方の一人でございますが、私の発信により誤解やご心配をおかけしてしまったことを、深く反省しております」などと謝罪しました。

また、ホストクラブの代表も19日、「自ら警察に出頭し、謝罪・訂正も行いましたが、現在に至るまでDM等で脅迫的とも受け取れるご指摘をいただいており、一つひとつ真摯に受け止めております」などと説明しています。

問題の投稿は既に削除されていますが、ネット上では「普通に公職選挙法違反です。謝罪をポストすればいいというものではありません。これで許されるのなら何でもOKになってしまいます」「選挙管理委員会は早急にこれを問題にしなさい!」「表面的に消しても一度出たものは消えないのよね」といった批判の声が殺到しています。

不正のない公正な選挙が行われ、真に国民の益となる政治が行われますことを心から祈ります。

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