アメリカ西部のグランドキャニオンで大規模な火災　東京ドーム約1000個分延焼

米アリゾナ州のグランドキャニオン国立公園で、落雷による大規模な火災が発生し、これまでに45平方キロメートル、東京ドームおよそ1000個分にあたる面積が延焼しました。

グランドキャニオンで火災…鎮火のめど立たず　焼失面積は東京ドーム約1000個分https://t.co/1xmfuIOEuP

— 日テレNEWS NNN (@news24ntv) July 18, 2025

グランドキャニオンにある歴史のある宿泊施設でした。 pic.twitter.com/qCBo6To42m

— しろさい (@NEWS_shirosai) July 18, 2025

現在も消火活動が続けられていますが、鎮火のめどは立っておらず、これまでにロッジや歴史的建造物などおよそ100棟が焼失したとのことです。

この火災の影響で、公園北部のエリアでは10月中旬までの観光シーズン中、観光客の立ち入りが禁止されることになり、地元の観光業への影響も懸念されています。

The Grand Canyon Lodge has burned down due to the Dragon Bravo Fire in the Park. Other structures have been impacted as well.

On today’s show I talk about the multiple managed fires that blew out yesterday due to weather events that rolled over the fire areas. Thanks to the… pic.twitter.com/OVG5MUgfZB

— The Hotshot Wake Up (@HotshotWake) July 13, 2025

As heavy plumes of smoke from the Dragon Bravo Fire push into the Grand Canyon and extreme summer temperatures continue to fuel the flames, officials have called in reinforcements. With the fire still zero percent contained, @ReporterFaith is on the scene. https://t.co/XPq6t5f1X3 pic.twitter.com/i0hHr6Hjef

— World News Tonight (@ABCWorldNews) July 16, 2025

地元メディアは、国立公園内の状況について、森林を形成するモミの木などの水分量が記録的に低下しており、火災が発生しやすい極めて乾燥した状態だったと報じています。

また、消火活動が始まるまでの間、火災が1週間にわたり放置されていたとの情報もあり、アリゾナ州のホッブス知事は、国立公園局がこうした対応を取った経緯を明らかにするため、独立した調査の実施を求めています。

◯米グランドキャニオンの火災拡大、歴史的建造物など70棟焼失

一刻も早く火が消し止められ、これ以上、被害が拡大しないことを心から祈ります。

◯【カナダ】数週間にわたって山火事が発生東京ドーム約43万個分200万ha以上が焼失３州で計3万人以上が避難

◯【イスラエル】過去最大規模の山火事が発生東京ドーム約430個分が焼失カッツ国防相「国家的非常事態だ」

◯【米ニュージャージー州】大規模な山火事が発生、5000人超に避難指示わずか一日で東京・練馬区に匹敵する面積が焼失加重放火罪で19歳の男を訴追