【石破総理】2025年度産からコメを増産する方針を表明「田植えはもう終わっている」「来月には稲刈やけど」

【石破総理】2025年度産からコメを増産する方針を表明「田植えはもう終わっている」「来月には稲刈やけど」

石破総理が、コメの安定供給に向けた政府の会議で、すでに田植えの時期が過ぎているにもかかわらず「2025年産から増産を進めていく」などと発言し、物議を醸しています。

政府は1日、石破総理をトップに据え、小泉農水大臣や林官房長官らが顔をそろえる会合を総理大臣官邸で開きました。

この会合で石破総理は、備蓄米を随意契約で放出するなど、これまでの対応を振り返った上で、「コメの平均価格は5キロあたり3000円台で推移しており、着実に成果が表れている。気を緩めず、さらなる価格安定に向けて対応を進めてほしい」と述べました。

さらに、流通の実態調査に加え、毎年のコメの作柄を示す「作況指数」の廃止などを通じて、価格高騰の要因を洗い出す方針を示しました。

続けて、「2025年産から増産を進めていく。消費者が安定的にコメを買えるようにするとともに意欲のある生産者の所得が確保され不安なく増産に取り組めるような新たな政策へと転換する」と述べ、関係閣僚が一丸となって着手するよう指示しました。

閣議後の記者会見では、林官房長官が、「石破総理大臣からは今回の価格高騰の要因や対応の検証を行い増産を進めることなどについて指示があった。2025年産の主食用米の生産量は対前年40万トン増の719万トンの見込みとなっており石破総理大臣の指示に沿ってしっかりと対応していきたい」と述べました。

しかし、全国的に見ても今年の田植えはすでに終えており、さらに九州南部を除いては、1951年の統計開始以来、最も早い梅雨明けとなり、九州北部・中国・四国では過去最短の梅雨日数を記録しました。

そのため、今から田植えを始めるのは事実上不可能で、すでに植えられた稲も、日照りの影響で育成が危ぶまれています。

こうした状況の中で、政府が今年度にコメを増産する方針を打ち出したため、「もう稲育ってるのに今からどうやって令和7年産の米を増やすの?」「うちの方は来月稲刈りだよ」「表明するの遅くね?来月には稲刈りやど!!」「農家さんに作付けを増やすお願いをして、その作付け量が増えたことを確認できましたって事? まさかとは思うが、『これからお願いに行きます』じゃないよな?」といった声がネット上では殺到しています。

国民の暮らしに寄り添った誠実な政治が行われますことを心から祈ります。

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