番組収録中にセクハラ フリー女性アナがTBS系あいテレビを提訴「出演者らの卑わいな下ネタ話や執拗な性的ないじり、衣装のワンピースを下ろされても撮影は続行」

番組収録中にセクハラ フリー女性アナがTBS系あいテレビを提訴「出演者らの卑わいな下ネタ話や執拗な性的ないじり、衣装のワンピースを下ろされても撮影は続行」

フリーアナウンサーの女性が、TBS系列の「あいテレビ」に対し、収録現場や放送中にセクシャルハラスメントがあったにもかかわらず、防止義務を怠ったとして、約4100万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こしました。

フリーアナウンサーの女性は大下香奈とみられ、彼女は深夜のローカルバラエティー番組『鶴ツル』で、片岡鶴太郎や地元の現役住職・福村俊弘とともに、お酒を飲みながらトークを繰り広げる企画に出演していました。

◯片岡鶴太郎の深夜ローカル番組『鶴ツル』 女性出演者からのセクハラ申立に放送局は「困惑している」

原告の訴えによると、女性は出演者2人から番組収録中に性的な発言やわいせつ行為を受けていたにもかかわらず、番組側はそれを容認し、問題の部分を削除せず、「床上手」「S」などのテロップをつけて放送したとのことです。

女性は番組のプロデューサーらに対して複数回にわたり改善を申し入れたものの、状況は変わらず、BPOにも申し立てを行いましたが、「人権侵害は認められず、放送倫理上の問題もあるとまでは言えない」との判断が下されました。

◯あいテレビのバラエティー番組 BPO「人権侵害認められず」 出演者が気軽に相談できる環境、ジェンダーバランスなど体制整備を要望

女性はストレスから不眠に加え、過食やおう吐、突発性難聴などを発症したと訴え、あいテレビが安全配慮義務を怠ったとして、およそ4111万円の損害賠償を求めました。

女性は「出演者らの卑わいな下ネタ話や執拗な性的ないじりを、スタッフらはいつも大笑いして盛り上げ、衣装のワンピースを下ろされても撮影は続行されて体と心は壊れた。地方の女性フリーアナウンサーは立場が弱く、自分を押し殺して我慢するしか選択肢がなくなる。この提訴を通じて奪われた尊厳を取り戻し、業界の因習が改善されることを願う」としています。

卑劣なハラスメントの実態がすべて明らかにされ、これ以上の被害者が出ないことを心から祈ります。

◯【生島ヒロシ】パワハラやセクハラなど重大なコンプライアンス違反でTBSラジオ番組を降板、無期限の活動自粛を発表 女子アナ献上問題との関連も噂される

◯【フジテレビ】部長クラスの社員が、若手女性社員を『喜び組』と呼んでいたことが判明 局内でセクハラが常態化

◯【石橋貴明】フジ女子アナの前で下半身を露出したと文春砲が炸裂 数日後、食道がんを公表したYouTube動画が削除され、様々な憶測を呼ぶ

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment