【茨城県・大井川知事】小泉進次郎農林水大臣と面会し、中国や韓国などの輸入規制撤廃を要望 自身は県日中友好協会の名誉会長

【茨城県・大井川知事】小泉進次郎農林水大臣と面会し、中国や韓国などの輸入規制撤廃を要望 自身は県日中友好協会の名誉会長

茨城県の大井川知事は2日、小泉農水大臣と面会し、中国などによる輸入規制の早期撤廃を強く要望しました。

中国や韓国は、福島第一原発の処理水放出を受けて、日本産水産物の輸入を停止していましたが、海水のモニタリング調査などの結果、「国際的な安全基準に合致している」と判断され、輸入再開に向けた手続きに入ることとなりました。

しかし中国は、福島、宮城、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、長野、新潟の10都県を対象に輸入停止措置を継続する方針を示しており、韓国も引きつづき8県の水産物の輸入を停止したままです。

これに関連して、茨城県の大井川知事は小泉農水大臣と面会し、「農林水産物に対する輸入規制を撤廃するよう、中国などに強く働きかけてほしい」と訴え、要望書を手渡しました。

面会後、大井川知事は「粘り強く交渉を続けてほしいとお願いした。茨城の農林水産物は、海外市場でも十分に競争力があると実感している」と述べました。

大井川知事は、県日中友好協会の名誉会長という肩書きを持ち、先日も中国・陝西(せんせい)省との友好関係の発展に関する覚書を締結したばかりで、県産品の輸出にも力を入れています。

◯【茨城県・大井知事】パンダ誘致に向けて中国・陝西省と覚書を締結 パンダのレンタル料は一頭につき年間1億円前後、エサ代や健康管理などにも億単位の費用

茨城県の昨年度における農産物・加工食品の輸出額は73億4200万円(前年度比73%増)に達し、特にタイや台湾などアジア向けの輸出が好調でした。

◯茨城県の農産物輸出、過去最高の73億円 サツマイモなど好調

このため、大井川知事は中国への輸出拡大を強く意識しており、規制が撤廃され次第、茨城の農林水産物を積極的に売り込んでいきたいとの考えがあると見られます。

国民にとって真に益となる行政が行われますことを心から祈ります。

◯【中国】日本産の水産物の輸入再開を表明 日本のネット上では取引再開の反対や中国依存からの脱却を求める声が殺到

◯福島原発の処理水放水により、中国が日本の水産物を輸入停止 中国人の買い占めがなくなり、ホタテなど水産物が安価に購入可能に

◯【パワハラ疑惑】茨城県の大井川知事の就任以降、7年半で13人の県職員が自殺、メンタル疾患による長期病休者が年間100人超 本人は「誹謗中傷だ」と疑惑を否定

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment