【北海道釧路市】「太陽光発電施設の設置を望まない」 6月1日に『ノーモアメガソーラー宣言』を発出 福島市に続き全国2例目

【北海道釧路市】「太陽光発電施設の設置を望まない」 6月1日に『ノーモアメガソーラー宣言』を発出 福島市に続き全国2例目

北海道釧路市が、6月1日に「ノーモアメガソーラー宣言」を発出することを明らかにしました。

「ノーモアメガソーラー宣言」を発出するのは、福島市に続き全国で2例目となります。

釧路市の鶴間秀典市長は30日の会見で、「豊かな自然環境を守っていくために自然環境と調和が成されない太陽光発電施設の設置を望まないことをここに宣言します」と述べました。

また、市は自然環境や希少な生物への影響を懸念し、太陽光発電施設の建設を規制する条例案を、9月の議会に提出する方針です。

◯福島市が『メガソーラーは不要』と宣言 「景観悪化と安全に対する市民の懸念が高まった」 ネット上では賛同の声

こうした中、釧路湿原周辺では、条例の制定前を狙った駆け込みの建設計画が後を絶たない状況となっているとのことです。

釧路湿原にはオジロワシをはじめとする希少な生物が数多く生息していますが、周辺ではメガソーラー発電所が次々と乱立し、生態系に深刻な悪影響が及んでいます。

太陽光発電のリスクがさらに広く認知され、これ以上、自然環境がむやみに破壊されることのないよう心から祈ります。

◯北海道内の電力量に占める再生可能エネルギーの割合、初の4割超えで過去最高に 釧路では生態系に大きな影響

◯【忌避されるメガソーラー】北海道釧路市、地元の市民団体や町内会長ら、大規模太陽光発電事業の中止を求める要望書と町民ら約2万人の署名を市長に提出

◯【ソフトバンク】「一帯一路」の“アジアの玄関口”北海道・苫小牧市に国内最大級のデータセンター建設を計画 政府に助成金200〜300億円を申請

コメントを書く

*
*
* (公開されません)

Comment