
北海道釧路市が、6月1日に「ノーモアメガソーラー宣言」を発出することを明らかにしました。
メガソーラー「望まない」 北海道・釧路が6月1日に宣言へ 福島市に続き全国2例目https://t.co/A3Vn8jg792
メガソーラーの建設計画が進む北海道釧路市は30日、「自然環境と調和がされない施設の設置を望まない」とする「ノーモアメガソーラー宣言」を6月1日に発出すると発表した。
— 産経ニュース (@Sankei_news) May 30, 2025
「ノーモアメガソーラー宣言」を発出するのは、福島市に続き全国で2例目となります。
釧路市の鶴間秀典市長は30日の会見で、「豊かな自然環境を守っていくために自然環境と調和が成されない太陽光発電施設の設置を望まないことをここに宣言します」と述べました。
また、市は自然環境や希少な生物への影響を懸念し、太陽光発電施設の建設を規制する条例案を、9月の議会に提出する方針です。
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こうした中、釧路湿原周辺では、条例の制定前を狙った駆け込みの建設計画が後を絶たない状況となっているとのことです。
釧路湿原にはオジロワシをはじめとする希少な生物が数多く生息していますが、周辺ではメガソーラー発電所が次々と乱立し、生態系に深刻な悪影響が及んでいます。
太陽光発電のリスクがさらに広く認知され、これ以上、自然環境がむやみに破壊されることのないよう心から祈ります。
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