
日本では、年間でどれくらいの夫婦が離婚しているか、皆さんはご存じでしょうか。
現在、日本の離婚率は約35%で、2019年度の厚生労働省の調査によると、離婚件数は約20万9,000件に上ります。
一方で、婚姻の件数は約59万9,000件に達していますが、実際には3組に1組の夫婦が離婚しているのが現実のようです。
離婚の主な要因は、性格の不一致や浮気などの不貞行為、さらには家庭内暴力だと言われています。
結婚相手の気持ちを理解しようとせず、自分中心の行動をとる人が多いため、このような事態に陥ってしまうのではないでしょうか。
実は私自身も、彼らと同じ道を歩んでいました。
私は今年で結婚10年目を迎え、妻とはRAPTブログに出会う前に結婚しました。
以前の私は性格に多くの欠点があり、そのために人格者である妻に苦しみを与えてしまうことが多かったです。
さらに、私は隠れて浮気をしていたのですが、妻はそのことにも気付いていたと思います。
そのため、夫婦の関係は次第に冷たくなり、私のせいで結婚生活が地獄のような状態になってしまいました。
しかし私は、RAPTさんの伝えてくださる御言葉を学ぶようになってから、神様の心情を理解しようと努めるようになったので、相手の視点で物事を考えられるようになりました。
その結果、少しずつ自分の欠点が改善され、人格も向上していきました。
そのため、妻の心情をも慮るようになり、過去の自分の過ちもすべて反省し、隠れて浮気をしていた事実を妻に正直に話すべきだと考えるようになりました。
その時期、妻も精神的に不調を来すようになりましたが、私は自分の浮気のことが影響しているような気がしたので、しっかりと話をしなければ、妻の救いを妨げてしまうと思いました。
RAPTさんは御言葉の中で、「真の愛とは、人を神様につなげて救うことだ」と教えてくださいましたが、本当に妻の救いを願うのであれば、たとえ離婚することになったとしても、真実を明らかにするべきだと思い、私は過去の過ちをすべて告白しました。
○RAPT有料記事462(2020年4月27日)主の心情を深く理解して、主の心情がすっきりとするように行動できる人を、主は最も価値ある者として大切に育て、大きな使命をお与えになる。
○RAPT有料記事495(2020年9月5日)この世の人々はアダムとエバのように間違った愛で愛し合うから不幸になるが、私たちは主から受けた正しい愛で愛し合うから心満たされて幸福になる
○RAPT有料記事652(2022年5月21日)神様を愛する人は、自ずと人々を救いたいと思うようになるし、実際に人々を救っていく人が神様の恋人として迎え入れられる。
私が真実を打ち明けたことで、妻は激怒しましたが、私が浮気を認めて謝罪したことで、妻の気持ちは少しは和らいだようです。
とはいえ、私が妻に与えた苦痛は計り知れず、この告白が引き金となって、妻の体調はさらに悪化してしまいました。
そして、離婚の話も出るようになりました。
私は妻に対して本当に申し訳ないことをしてしまったと改めて思い、たとえ離婚したとしても、どうすれば妻に償うことができるのか、しばらく神様に祈りつづけました。
そうしたところ、以下の御言葉がRAPTさんの口から宣布され、神様が私たち夫婦の問題に介入してくださるようになったのです。
当時、妻は信仰生活を始めていませんでしたが、この出来事を通じて、私のことを神様に強く訴えるようになりました。
その結果、妻から償いのために「これをやりなさい、あれをやりなさい」と指示され、その言葉が神様の導きである可能性を感じた私は、サタンの攻撃にも注意を払いつつ、慎重に従うことを決意しました。
そうしたことで、妻の怒りは次第に収まり、離婚の話は出なくなりました。
ただ、その後も妻が私のことを神様に訴える状況が続き、私が妻に対して何らかの害を及ぼした際に、私が裁かれることが増えました。
例えば、私の言葉がきっかけとなり、妻との間に口論が生じ、その問題が解決されないまま、私は仕事に出かけたことがあります。
私が職場に着いた直後、腰に痛みを感じたので、妻が私のことを神様に訴えていると思い、電話でそのことを妻に知らせると、妻は「あなたが裁かれるように祈っていた」と言いました。
それが分かると、思わず二人で笑ってしまいました。
妻の祈りによって、私たち夫婦の上に神様が臨み、公正な裁きを私に下されたことが分かったからです。
どんな理由でも妻が祈るようになってくれたら、神様とつながって救われるかもしれないと思い、私は嬉しく思いました。
そして、この出来事をきっかけに、私が妻に害を与えたときは、妻が祈らなくても、何らかの形で私に裁きが下るようになったのです。
その結果、私自身も罪を悔い改める機会が増え、少しずつ人格が磨かれていったので、けんかの頻度も少なくなり、平安に満ちた生活を送れるようになりました。
たとえけんかをしても、理知的に話し合うことができる能力も次第に身に付いてきたため、必ず問題を解決することができるようになりました。
RAPTブログに出会う前、私はとても感情的で、争いのたびに大声を出したり、物に当たることがありましたが、今ではそのような愚行も完全になくなりました。
妻も私の変化に驚きつつ、神様に感謝しています。
このように神様が私たち夫婦に臨んでくださったことで、家庭を地獄から天国に変えることができたわけです。
○RAPT有料記事170(2017年5月8日)これから主はこの地に人間関係の天国をも作っていかれる。
○RAPT有料記事358(2019年3月11日)自らの感情を制することのできない人は、主の体となって働くことができない。だから、感情を制することができるように自分を鍛え、作り替えなさい。
今、男と女が互いに滅ぼし合うニュースがあとを絶ちません。
先日も凄惨な刺殺事件が報道されたばかりです。
私たち夫婦も神様の助けがなければ、離婚していたか、刃傷沙汰にまで発展していたかもしれません。
しかし、神様が私たちに臨んでくださったことで、夫婦の問題が次々と解決されていき、互いに尊重し合うようになりました。
しかも神様は、私たちの生活に不足がないようにと、ありとあらゆるもので満たしてくださり、私たちはさらに幸福な日々を過ごせるようになりました。
だから、神様には本当に感謝しています。
どうか、この世のすべての人達が互いに真の愛で愛し合い、神様からの豊かな祝福に満たされた生を生きられますよう、心からお祈りしています。
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