
ドイツの研究により、人間の「知能」は老化ではなく、文章の読み書きや計算など、頭を使わなくなることで衰えていくことが明らかになりました。
知能は老化ではなく「頭を使わないこと」で衰えるとの研究結果、よく頭を使う人は年を取っても能力が成長し続けることが判明https://t.co/EUi6h1OG9d
— GIGAZINE(ギガジン) (@gigazine) March 7, 2025
この研究は、ドイツのベルリン経済大学、ミュンヘン大学、アメリカのスタンフォード大学の研究チームが行い、査読付き科学誌「Science Advances」に掲載されました。
OECD(経済協力開発機構)では、世界39カ国の16歳から65歳の成人を対象に、「読解力(リテラシー)」「数的思考力(数的リテラシー)」「ITを活用した問題解決能力」などを測定するテストを行なっています。
研究者たちがこのデータを分析したところ、「読み書き能力」や「計算能力」は20代から30代が最も高く、40代以降で低下する傾向が見られました。
しかし、ドイツで3年半後に同じ人を対象に再びテストを実施し、データを分析した結果、読み書き能力は20代から30代にかけて大きく向上し、46歳でピークを迎えた後も大きくは衰えていないことが分かりました。
また、計算能力は41歳でピークに達した後に減少しましたが、20代前半のレベルを下回ることはありませんでした。
仕事で読み書き能力や、計算能力などのスキルを頻繁に使っている人と、そうでない人を比較すると、スキルをよく使う人は、それぞれの能力が60代まで向上しつづけ、一方で、スキルをあまり使わない人は、30代半ばから能力が低下しはじめていたことが分かったとのことです。
このほかにも、職業や学歴、性別による違いも調査され、オフィスワークを中心とした「ホワイトカラー」の職業や高学歴の人は、スキルの低下が緩やかであることも明らかになりました。
しかし、「ホワイトカラー」のグループに属している人であっても、スキルを日常的に活用しない人は能力の低下が見られたそうです。
同様に、肉体労働を中心とした「ブルーカラー」や低学歴のグループでも、スキルを頻繁に使用する人は年を取っても能力が衰えませんでした。
女性と男性を比較すると、特に数学スキルの低下は女性のほうが早く始まる傾向があり、研究チームは「男性のほうが数学を使う機会が多いためではないか」と指摘しています。
また、研究チームは、「年齢を重ねるとスキルが低下するのは、スキルをあまり活用しない人だけでした。頻繁にスキルを使う人は、40代以降も能力を向上させていました。認知機能の低下を防ぐには、積極的に頭を使うことが重要です」と述べ、高齢になっても学びつづけることの大切さを強調しています。
年齢にかかわらず、誰もが心身ともに健康で幸福に生きられる社会となりますことを心から祈ります。
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◯RAPTさんの予言通り、御言葉に従って知能を高め、真に努力した人は神様から豊かに祝福を受け、御言葉に従わない人は霊肉ともに厳しい裁きを受けている!!(十二弟子・KAWATAさんの証)
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