大阪万博の目玉『木造リング』の木材の約50%がフィンランド産であることが判明 「日本の林業支援」は嘘デタラメだった!! 木材の輸入でCO2も大量排出

大阪万博の目玉『木造リング』の木材の約50%がフィンランド産であることが判明 「日本の林業支援」は嘘デタラメだった!! 木材の輸入でCO2も大量排出

大阪万博の目玉「巨大木造リング」に用いられている木材の大半が、国産ではなくフィンランド産であることが判明し、物議を醸しています。

これまで主催者側は、「樹木は樹齢30年くらいまでは空気中のCO2を吸収して固定する。伐採した後に植林すれば日本の林業も再生する環境重視だ」とし、木造リングの必要性をアピールしていました。

また、リングを設計した藤本壮介も、「コンクリートの建物は、ものすごいたくさんのCO2を出すが、木という素材は循環していく素材で世界的にも注目されている」などと話していました。

木造リングの建設には、住宅800棟分の木材が用いられていますが、大林組によると、50%程度は四国産のヒノキ、福島産のスギを採用し、残りはフィンランド産とのことです。

しかし、外国産の木材は、運搬時に大量のCO2を排出するとされているため、主催者側の主張は全くの嘘デタラメだったということになります。

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また、万博協会は当初、木造リングを終了後に解体する計画を立てていましたが、「350億円もの建設費をかけておきながら壊すのか」との批判が上がり、急きょ企業や地方自治体に「再利用しませんか」と呼びかける説明会を開催しました。

しかし、参加者からは「解体費や運搬費を負担するくらいなら、新材を買った方が安い」とあっさり退けられ、再利用のめどは依然として立っていません。

こうして、大阪万博の「持続可能」というテーマはすっかり形骸化し、実際にはエコとは程遠いものとなっています。

真に持続可能で意義のある行政が全国各地で行われますことを心から祈ります。

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