石川県珠洲市の一部地域では、昨年の地震と洪水の影響で現在も水道が復旧しておらず、人気のないゴーストタウンのような状態となっています。
【珠洲の今 「相当異常」と被災者】https://t.co/Ovp3Gic3nZ
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) January 2, 2025
珠洲市では、昨年元日の地震から同年12月24日までに、災害関連死を含む146人が死亡し、5573棟の住宅被害が確認されています。
羽黒神社の宮司である高山哲典さんは、市内の復旧状況について、「(地震から)12か月目なのに、まだ水が出ないという人がいるんですよ。そういう現実が同じ日本であるというのは、なんか変ですよね。これが(1月)1日のまんまというのは相当異常だと思うんです」と話しました。
また、「夜来るとわかるんですけど、真っ暗で誰もいないですから。ゴーストタウンでしょうかね。歩いていると怖いですよ、本当に。誰もいないので」と語りました。
同じく被災者の濱塚喜久男さんは、一昨年5月の地震で自宅が半壊し、500万円以上をかけて再建したものの、昨年1月の地震でまたも倒壊し、完全に住めなくなったといいます。
濱塚さんは、家族との思い出が詰まったこの土地に住み続けたいと願っていますが、その一方で、「時間がたつにつれて気持ちも揺らいできましたね」 「想像以上にお金がかかるみたいですし、周りが誰も帰ってこないような気がするんですよ。私はまだグラグラのまんまで、気持ちがまだちょっと固まらないですね」とも話しています。
珠洲市役所は、復旧が進まない理由として、能登半島の先端に位置するアクセスの悪さや、他地域に比べてボランティアの数が少ないことなどを挙げているとのことです。
これを受けて、ネット上では「結局、岸田さんや石破さんは復興に感心なかったってことだよね。103万の壁よりも優先的に進めなければいけないのに!」「丸1年たって、もっとも重要なライフラインの上下水道が整備されてないってどういう事? 珠洲に行くまでの道(里山海道)も殆ど直ってなくて、凸凹で崩れたまま。ボランティアも行き辛い。石破は何してるんだ」「インフラも全て解決されてないとは正直しりませんでした。仕事をし税金をしっかり納めていたにも関わらず一年経ってもインフラが全て解決していない現実」といったコメントが数多く投稿されています。
被災地の復興が一刻も早く進みますことを心から祈ります。
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