石川県珠洲市大谷町、能登半島地震から1年、未だに水道が復旧していないことが判明 区長「私は国にお願いしたい、今の現状を見て復旧に対して正常に戻してほしい」「でもほとんど諦めています。これがこの国の力だと思っているから」

石川県珠洲市大谷町、能登半島地震から1年、未だに水道が復旧していないことが判明 区長「私は国にお願いしたい、今の現状を見て復旧に対して正常に戻してほしい」「でもほとんど諦めています。これがこの国の力だと思っているから」

石川県・珠洲市の一部地域では、元旦の震災から1年が経とうとしている現在でも、未だに水道が復旧していないことが分かりました。

珠洲市大谷町では、12月にようやく断水が解消されましたが、周辺の清水町では断水が続いており、住民は雨水をバケツに貯めて生活しています。

大谷地区の住民は 「もう水道ないのに慣れてしもうたから。(復旧の)進捗状況がどうなのかちょっとよくわからない。まあ言うてもしゃあないと諦めもある」と話しています。

大谷地区・区長会の丸山会長は、水道の復旧が進まない現状について、「私は国にお願いしたい。今の現状を見ていただいて、まず復旧に対して実態を見に来て、正常じゃなかったら正常に戻してほしい。(要請を)待っていることに私は納得できない。 でもほとんど諦めています。これがこの国の力だと思っているから、もういくら言ってもしょうがないね」と、憤りと諦めが交じった心情を語りました。

同地区では、仮設住宅への入居が12月上旬にようやく始まったものの、入居が決まった住民からは「やっぱね、思ったより疲れる。同級生も死んどったり精神的にやられる1年で。結構、精神的ダメージでかいよ」「(正月を迎えるにあたり)無いと思うけど怖いわ。正月にあんなことがあると。また無いと思うけど嫌やわ。こっちにいたくない。正月だけはあんまり。あの時はひどかっただけに、トラウマじゃないけどあまり…正月が」といった不安の声が上がっています。

こうした中、SNS上では復興の遅れを批判する人々を誹謗中傷する動きまで広がっています。

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卑劣な破壊工作が終息し、誰もが安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。

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