破産手続き中の船井電機が、テレビ事業の売却に向け、中国家電大手の「スカイワース」との交渉を進めていることが判明し、物議を醸しています。
船井電機の創業者で取締役相談役だった「船井哲良」が、2017年に死去した後、「秀和システムグループ」代表の上田智一に同社の経営が託されることとなりました。
◯船井電機の倒産、中国人や韓国人による乗っ取り工作だった疑いが濃厚に 従業員2000人は即時解雇
ところが上田智一は、事業の多角化を口実に、多額の負債を抱える「ミュゼプラチナム」を買収・売却し、事実上、ミュゼの借金を船井電機に肩代わりさせていました。
しかも、秀和システムグループは、船井電機を買収する資金のうち180億円を銀行から借り入れる際、船井電機の定期預金を担保にし、船井電機に保証させる形にしていました。
これらの結果、秀和システムグループによる買収後、船井電機から約300億円の資金が流出、船井電機は債務超過に陥り、破産申請をするに至りました。
上田智一は、今年9月に船井電機の社長を退任していますが、その直前に同社の経営権をわずか1円で「EFI株式ファンド」に売却した上、上田智一本人と自身が所有する会社が、船井電機から借りていた11億円超の返済を免除するとの旨をファンドとの間で取り交わしていたことが分かりました。
つまり、秀和システムグループの上田智一は、船井電機を非上場化させた上で、利用価値がなくなるまで、同社から資金を吸い上げるだけ吸い上げてきたわけです。
M&Aに詳しい金融業界関係者は、この一連の行為について以下のように述べています。
◯「船井電機は現金を抜かれて倒産させられた」社長は経営権を譲渡→借金帳消し
「最近、大手・中堅の仲介会社が特定のストロングバイヤーに対し、潤沢な現金を持っている会社を買い取る話を持ち掛け、買った側はすぐに現金を抜いてどこかに消えるという事例が増加しています。船井電機もその被害にあったようにしか見えません。ただ、会社規模がとても大きいことに加えて、M&A界隈では有名なある企業も絡んできたりして話題になっていましたが、経営者が1円で経営権を譲渡したという話には『そんな手があったのか』ととても驚きました。オーナー企業は株主と社長が同一なので、社長がやりたい放題にやれます。なぜならば、利益相反行為だろうが何だろうが、株主代表訴訟の標的になりえないからです。船井電機は非上場化することによって事実上オーナー社長が経営する状態となり、社長のやりたい放題になったということです。そして資産が底をついて“もぬけの殻”になったところで、手続き的には法に背かずに残りカスの法人を消滅させ、社長はファンドに経営権を売って、さらに『社長が船井電機に借りている11億円超は返さなくていいからね』という約束をファンドと取り交わすことで、合法的に借金を早期に帳消しにしたわけです」
売りに出されたミュゼプラチナムを買収したのは、中国人の設立した「KOC・JAPAN株式会社」という広告代理店であることが分かっていますが、テレビ事業も中国企業に買収される見込みであることから、上田智一は中国人たちと結託して、船井電機から資金を吸い上げ、破綻に追いやった可能性が高いと考えられます。
卑劣な手段で私腹を肥やす悪人たちが一掃され、一切の不正のない健全な社会となりますことを心から祈ります。
◯RAPTさんの傍で学ぶことで、悪人やサタンと戦って勝利する強い人間に成長することができた(十二弟子・KAWATAさんの証)
◯【乗っ取られる日本企業】香港投資ファンド『オアシス・マネジメント』、小林製薬株の5%を保有する大株主に
◯【河野太郎の親戚・伊藤忠商事】ビックモーターを買収し、新会社を設立する方針を固める 不正発覚から買収まで全て仕組まれていたのではないかと疑う声
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