先月、「LINE」アプリ上で、「アルバム機能」に保存された他人の写真が誤って表示される不具合が発生しました。
運営元のLINEヤフーによると、このトラブルで延べ約24万9000人に影響があり、このうち自分の写真が無関係の他人に表示された利用者は推計で13万5000人、他の利用者の写真が誤表示されたのは約11万4000人に上ったとのことです。
LINEヤフーは、「ユーザーの皆さまに多大なるご迷惑とご心配をおかけしておりますことを、深くお詫び申し上げます」と謝罪し、二次被害の拡大を防ぐため、不具合で表示された写真を保存していた場合は削除するなど、ユーザーに対して協力を呼びかけています。
総務省は、今回の不具合について、法律で定める「通信の秘密」の漏えいに当たるとして、詳細な原因や再発防止策の報告を求めています。
LINEでは昨年、50万件を超える個人情報が流出するトラブルが相次いでおり、スパイ工作のために故意に漏洩させているのではないかとの疑いが持たれています。
◯【裁かれる中共スパイ・孫正義】『LINE』ユーザーの個人情報51万件9000件が流出した問題で、総務省が『LINEヤフー』に行政指導 韓国企業ネイバーとの資本関係の見直しを求める
またLINEの個人情報が、中国の現地法人に筒抜け状態になっていたり、企業アカウントの不正ログイン、乗っ取りなどの問題も続発していますが、この日本では未だに通信インフラとして利用されており、地方自治体までもがLINEを通じた行政サービスの提供を続けています。
◯【LINE】個人情報が中国から閲覧可能だったことを明らかに
LINEアプリの安全リスクがさらに周知され、これ以上の被害者が出ないことを心から祈ります。
◯【スパイ工作か?】LINEアプリの企業向けアカウント688件が不正ログイン・乗っ取り被害 住所や電話番号、メールアドレス、チャットでのやり取り、チャットに送信した個人情報などが漏洩
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