この数年で、大量のデータを送りつけて通信障害を引き起こす「DDoS攻撃」が爆発的に増え、昨年1年間で896万件、2022年の14倍に達したことが分かりました。
「DDoS(ディードス)攻撃」は海外の代行業者を使い、攻撃対象のサイトなどに大量のデータを送りつけ、故意に通信障害を引き起こすというサイバー攻撃で、一度被害を受けるとサービスの停止だけでなく、売り上げや信頼の低下といった大きな損失を被ることがあります。
京都では先月、中国人の夫婦が代行業者に依頼し、スポーツジムの検索サイトにDDoS攻撃を仕掛けたとして逮捕されました。
電子計算機損壊等業務妨害容疑で逮捕されたのは京都市の会社役員、王琰嘉(おう えんが)容疑者(35)と妻の沈璐(しん ろ)容疑者(36)です。
京都府警によると、王容疑者は2019年、ジム検索サイトを運営する「アートム」で就業体験したことがあり、その後、「アートム」に対し業務提携や資金提供を執拗に求め、断られていたとのことです。
これを受け、容疑者らが代行業者を経て「アートム」にDDoS攻撃を仕掛け、同社の社長に「自分ならDDoS攻撃を阻止できる」「解決したいなら連絡を」などといったショートメッセージを送り、再び接触を試みていたものとみられます。
DDoS攻撃を仕掛けた実行犯は中国にいると見られますが、現時点で摘発するのは困難な状況にあるとのことです。
悪なる中国人たちが一掃され、全ての国民が安心して暮らせる平和な社会となりますことを心から祈ります。
◯官公庁や全国自治体の重要書類作成を請け負う『イセトー』、ハッカー攻撃で150万近くの個人情報が漏洩 京都、徳島、和歌山などの自治体でも相次ぐ
◯アメリカ上院情報委員長が「中国スパイ活動は米史上最悪」と指摘 ハッカー集団により、数百万人分の電話やテキストメッセージが傍受の恐れ
◯NHK、中国政府関連IT企業「i-SOON社」のTwitter世論コントロールシステムについて報道「アカウントの乗っ取り」「大量のアカウントを操作して特定の情報を拡散」「中国当局の意向に沿った投稿」
コメントを書く