アジア系ロシア人の男が、失踪した日本人男性になりすまし、1965年頃から30年以上に渡って日本国内でスパイ活動を続けていたことが分かりました。
この男は、ロシアのSVR(対外情報局、旧KGB)に所属していたと見られ、身分を乗っ取って成りすます、いわゆる「背乗り」という方法で日本人になりすましていました。
男は1966年に日本人男性の名前で東京都内の貿易会社に就職、海外出張と称して国内外を行き来し、政治、経済、軍事の情報を集めていたとされています。
表向きは日本人商社マンとして生活し、事情を知らない日本人女性とも結婚していたそうです。
また、この男は高性能短波ラジオでモールス信号を受信し、文章に置き換えて指示を受けていたほか、窓や机の引き出しに髪の毛などを置き、髪の毛が切れたり落ちたりしていれば、不在の間に開けられたことが分かるようにし、入念な対策を取っていたことが、警視庁公安部の家宅捜索により明らかになっています。
情報の受け渡しは、「デッド・ドロップ・コンタクト」と呼ばれる、神社仏閣や墓地など、環境が変わりにくい場所にマイクロフィルムを隠し、それを機関が回収する方法を用いており、一度使った場所は二度と使わないという念の入れようだったそうです。
日本の公安部は、この男について、偽のパスポートで出入国した容疑で国際手配したものの、足取りを掴むことができず、最終的に氏名不詳のまま書類送検しました。
この事件は、1997年に産経新聞が報じたものですが、再び同紙によって大きく取り上げられ、現在、SNS上で大きく注目を集めています。
またこの報道を機に、スパイ防止法の制定を求める声が高まっており、「スパイ取り締まりに反対するのは、スパイだけ。スパイでない人にとっては、何でもないことだ」「スパイ天国の実態が暴露されました。1日も早くスパイ防止法を成立してください」「夫婦別姓や同性婚を認めたらますますスパイが背乗りしやすくなる。 スパイ防止法がないままこれらをゴリ押しするのは外患誘致だわ」といったコメントが殺到しています。
日本の各界に潜むスパイたちが一人残らず炙り出され、全ての国民が安心して暮らせる平和な国家となりますことを心から祈ります。
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