石破総理は10日、訪問先のラオスで中国の李強首相と初めての首脳会談を行い、あらゆるレベルで意思疎通を重ねていくことを確認しました。

首脳会談は、東南アジア諸国連合（ASEAN）関連首脳会議に合わせて行われ、李強首相は「中国と日本が継続的に対話と協力を強化できることを望む」と表明しました。

これを受けて石破総理は、中国との産業サプライチェーンを分断したり断絶したりする意図はないと表明、環境や省エネ、医療や介護などの分野で協力を進めていくことを提案しました。

また石破総理は、日本の排他的経済水域内に設置されたブイを含む東シナ海の情勢や、日本周辺で活発化している中国軍の活動について深刻な懸念を伝え、国軍機による領空侵犯についても十分な説明を行うよう求めました。

日本人学校に通う男子児童が登校中に襲われて死亡した事件については、「中国に滞在する日本人の不安が高まっている」と指摘し、一刻も早く事実を解明して説明し、日本人の安心・安全を確保するよう強く求めました。

◯日中首脳会談 石破首相 “中国軍活動に深刻な懸念”

石破茂は会談中、自らが「政治の師」と仰ぐ田中角栄元総理のエピソードを紹介し、「国交正常化を成し遂げた私の政治の師であり、私の政界入りを後押しした田中元首相は、『日中両国の指導者が明日のために話し合うことが重要だ』と述べた」と語ったとのことです。

現在、ひろゆきなどが石破総理のこうした対中姿勢を評価するコメントをXに投稿していますが、ひろゆきも石破総理と同じく、公明党と緊密な関係にあるため、国民の反中感情を抑えるためのガス抜き役を担っているに過ぎないと考えられます。

国民の生活と安全を第一に考える、真っ当な政治が行われますことを心から祈ります。

◯中国が自民党総裁選の結果に一定の安堵感を示していることが判明「石破氏の当選で中国は安心できる」「高市が負けてよかった」

◯【石破内閣】国家公安委員長に起用した『坂井学』の政策秘書が元中国人であることが判明「組閣する時点で、既にこうした情報は官邸に報告され、総理の耳にも入っているはず。おかしいでしょ」

◯牧原秀樹・法務大臣、旧統一教会の会合に37回出席 「旧統一教会と関連があると認識してなかった」と苦しい釈明　石破総理も続投させる考えを示す