近年、イラン人の若者の間で“イスラム教離れ”が進んでいることが判明しました。
「イランの地下世界」の著者・若宮總氏によると、10年くらい前まで、ほとんどのイラン人がムスリムとしてのアイデンティティを持っていたようですが、近年はイスラム教を世界に数多くある宗教の一つとして相対的にとらえる傾向が強くなっているそうです。
イスラム圏では、ムスリムの家庭に生まれた子供は自動的にイスラム教の信仰を強制され、仮に、棄教した場合は死罪となります。
しかし近年は、他国への留学などを機に、イスラム教の教理に疑念を抱く若者が増え、若宮氏に「自分はもうムスリムをやめた」とこっそり打ち明けてくる人も少なくないとのことです。
イラン人の男性・タハさんは(30歳・仮名)大学生の頃まで熱心にイスラム教を信じ、礼拝や断食を欠かすことなく、「コーランこそが神の言葉であり、人や社会、そして国家を正しく導く指針である」と信じて疑わなかったそうです。
そんなタハさんは、イギリスに留学した際、町の治安と秩序が保たれている様子や、人々の民度の高さ、勤勉さ、誠実さに驚き、「イスラムは、何か間違っているんじゃないか」と考えるようになったと話しています。
また、コーランでは「女性の価値は男性の半分」と明確に規定されており、「男性に従わない女性は殴ってもよい」とする記述もありますが、タハさんは女性との交際を始めたことを機に、「彼女は自分が恐れ入るほど聡明で忍耐力があり、自分の半分どころか、その何倍もの価値がある」と感じたそうです。
こうした体験をする中で、タハさんは「コーランは神の言葉ではない」と確信し、今では礼拝も断食も一切していないとのことです。
「コーランは神の言葉じゃない。そのときそう確信したんだ。もし、それが神の言葉なら、現代にも通用する真理を語っていなければならないだろう? 現代は男女平等で、男性よりも優れた女性だってたくさんいるのに、コーランでは一貫して男尊女卑が説かれている。それはこの本が、未来を予見できなかった昔の人間の手によって書かれたものであることの、何よりの証拠だと思うんだ」
ありとあらゆる間違った宗教思想がこの世から完全に消滅し、この地上に真の平和と安息が訪れますことを心から祈ります。
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