パリ五輪・ボクシング女子66キロ級の決勝で、男性の性染色体を持つイマネ・ケリフ(25・アルジェリア)が、中国の選手に5-0で勝ち、金メダルを獲得しました。
イマネ・ケリフは、国際ボクシング協会の性別適格性検査を受けた際、男性と判断され、過去の大会で出場権を剥奪されました。
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こうした過去の経緯からイマネ・ケリフへの批判が高まっていましたが、当の本人はメダル獲得後、「成功には敵がいることは間違いない。そして、その攻撃が私の成功に特別な味わいを与えた」と語っています。
また、「全世界への私のメッセージは、オリンピックの原則に従い、人々を傷つけるべきではないということ。人々がいじめをやめ、今後のオリンピックで同じような攻撃が起こらないことを願っている」とも述べました。
しかし、ネット上ではイマネ・ケリフが男性であることを示す証拠が次々と投稿され、さらに疑念が深まっています。
イマネ・ケリフの出身国、アルジェリアでは、大半の国民がイスラム教を信仰しており、ケリフ自身もメディアからの取材を受けた際、上を指差して「アッラーフ・アクバル(アッラーは最も偉大なり)」と唱えています。
そのため、イマネ・ケリフもイスラム教徒であることは間違いありませんが、女性に義務付けられている「ヒジャブ」を身につけていないと指摘する声や、イスラム教徒の習慣から「男性が女性を肩に担ぎ、公衆の面前で素足を持つなどあり得ない」との指摘が出ています。
このように宗教的な観点からも、イマネ・ケリフは、女性ではなく、男性である可能性が高いとみられています。
イスラム教徒女性だとしたら「有り得ない」とされているシーン・その2
またがりシーン pic.twitter.com/PAAeox1lHf
— Rosarinn (@rosarinn) August 10, 2024
イマネ・ケリフのメダル獲得を受け、ネット上では「もう単純に全ての競技を女性と男性ではなく、XXとXYの2枠にしてしまえばよくないかな…」「もうポリコレピックだろこれ 歴史的汚点だと思う」「誰が見ても、逞しい筋骨隆々の男ですよ」「仮にこの人の性別が『女性』だったとしても、『生まれた時から遺伝子レベルでドーピングしてる女性』ってことでしょ?普通の女性たちから見ればどう見ても公平じゃない」といった批判の声が殺到しています。
男女の定義を捻じ曲げ、女性の活躍の場を奪う悪人たちが全て厳正に裁かれ、全てのスポーツ競技が公正に行われますことを心から祈ります。
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