日経平均株価が2200円超の歴史的な下げ幅を記録　1987年のブラックマンデーに次ぐ２番目の下落幅　政府推奨のNISAで大損する人が続出

2日の東京株式市場で、日経平均株価が2200円超の歴史的な下げ幅を記録し、大きな波紋を呼んでいます。

2日の日経平均株価の終値は、前日比2216円（5.8%）安の3万5909円となり、世界的に株価が暴落した1987年のブラックマンデーの翌日に次ぐ、2番目に大きい下落幅を記録しました。

1日にアメリカで発表された製造業の景況感や、雇用関連の経済指標が予想より悪かったことに加え、ニューヨーク株式市場で半導体などハイテク関連の銘柄が売られたことで、アメリカの景気減速への懸念が急速に広がりました。

さらにここ最近、急速に進んだ円高ドル安への警戒感も重なり、売りが売りを呼ぶ展開となりました。

日経平均株価は今年に入って急ピッチで上昇し、およそ3週間前には4万2000円を超えて史上最高値を更新しましたが、7月11日頃を境に急落が続いています。

この状況を受け、NISAに参入した投資初心者の間でも動揺が広がっています。

インターネット証券大手のコールセンターには同日、株価急落で損失が膨らんだ利用者から「運用内容を変えるべきか」といった問い合わせの電話が殺到したほか、別のネット証券でも「相場の回復はいつになるのか」と不安を訴える声が多く寄せられたとのことです。

岸田内閣は「資産所得倍増プラン」を掲げ、貯蓄を投資するよう国民に呼びかけてきたほか、NISA制度の利用も積極的に促してきましたが、総理本人は株式を一切保有していないことから、株価の暴落によって国民が大きな損失を被り、資産を失うよう仕向けていたのではないかと疑う声が2年前からすでに上がっていました。

◯中国共産党員の岸田首相、貯蓄から投資へ誘導し、国民の資産を巻き上げようと画策　岸田ショックで100兆円の損失を出しておきながら「キシダに投資を!」と豪語し批判殺到

◯木原官房副長官、 NISAのイベントで「一億総株主」を訴え批判殺到　NISAで最も儲かるのは中共スパイ『北尾吉孝』『三木谷浩史』

また、元グラビアアイドルの小倉優子も、NISAについて「国が推してるものにいいものがあるのかって。何が裏があるんじゃないか」「放ったらかしにしててもとか、夢だとか、そんな甘い話は世の中にない。永久っていう言葉も信じていません！」と断言していました。

◯【ポチエモン】SBI代表・北尾吉孝から10億円を出資してもらった『堀江貴文』、SBIの儲けのタネ“NISA”について「お得で素晴らしい制度」と絶賛

これまで何度も述べてきましたが、岸田総理は中国共産党に与するスパイであり、NISAなどを通して投資を促すことそのものが、日本経済への破壊工作の一環であることが分かっています。

◯【中共スパイ・北尾吉孝に裁き】SBI証券、金融庁から業務停止の可能性、株価操作で顧客が損失　来年から始まる新NISAにも影響か?

現在、新NISA制度の開始に伴い、価値が下がっている日本円を売り、より価値のある外貨に乗り換える動きが、日本の個人投資家の間で加速しています。

大和証券チーフエコノミストの末廣徹さんは、「将来の不安から、みんながNISAを使って、かつ外貨に投資をするような形でそれがまた円安につながって、もっと不安になって…円を持っていることへの不安がスパイラル的に動いてしまっている」と説明しています。

◯止まらぬ円安のウラに新NISA？「家計の円売りが効いている」「まさに副作用」円安抑止の“処方箋”は？

また、新NISAの投資信託のうち、全世界の株式に国際分散投資できる「オール・カントリー（オルカン）」と「S&P500」が人気となっていますが、これらの投資信託を始めると、その資金の大半がアメリカのAmazon・Google（アルファベット社）・マイクロソフト、テスラなどに投資される仕組みになっています。

日本の個人投資家たちが、円売りに加え、海外に積極的に投資することによって円安が加速し、日本の中小企業にさらなる打撃が加わるという負のスパイラルとなっています。

◯オルカン・S&P500を徹底比較！