兵庫県・尼崎市の松本市長は6日、大阪万博に子供を無料招待する県のプロジェクトについて、安全確保の問題などに触れ、教員への負担が大きくなるとの懸念を示しました。
兵庫県は、未来社会や将来の自分を考え、SDGsへの関心を高める機会を提供するためとし、企業との連携で大阪万博への訪問を希望する学校にチケットを無料で配る方針を示しています。
参加にあたっては、「学年単位」または「クラス単位」も可能とし、6月下旬に、県内の小中高校や教育委員会向けにオンライン説明会を開いた上で、意向調査を行うとのことです。
この県の方針について、松本市長は市議会本会議で「学校単位の行事ありきで進められるのを大変心配している」と述べました。
また、昼食・休憩場所・トイレなどの引率や、現場の事前確認・準備にかかる教員の負担、熱中症対策、バス代、交通手段の確保といった課題についても触れ、「校外行事としては修学旅行などと比べ規模が圧倒的に大きい」と指摘しました。
これを受け、「尼崎市の子供たちは救われた。安全安心第一」「また爆発するかもしれないので、遠足では連れていけません。って言えばいいねん」「本気で子供たちの事を考えたら当然の結果だと思いますが、色々な圧力などに屈せずに動いてくれたのが嬉しいですね」といった賛同の声がネット上では次々と投稿されています。
日本全国で国民の益となる真っ当な行政が行われますことを心から祈ります。
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