国連の専門機関・国際労働機関(ILO)は、中国新疆ウイグル自治区でウイグル族が置かれている労働環境に「深い懸念」を表明しました。
ILOは10日付の報告書で、ウイグル族などのイスラム教徒少数民族の置かれた状況について、「再教育」の名の下、強制労働に動員されていると言及し、宗教や政治的立場、人種などで差別せず、機会均等を促すよう中国に呼びかけました。
中国共産党によるウイグル人への人権侵害行為は、今や世界中に知れ渡り、各国から非難の声が上がっています。
○「習近平を愛しています」と連呼させる…中国のウイグル人再教育センターの過酷すぎる実態
以下の映像では、髪の毛を刈り上げられ、目隠しをされたウイグル人たちが、中国人に誘導され、列車に乗せられている様子が映されています。
BBC番組「アンドリュー・マー・ショー」は、中国共産党による人権侵害の実態を追求しようと、2020年7月に中国の劉暁明駐英大使を番組のゲストに招き、この映像を見せた上でインタビューを試みました。
ところが劉暁明大使は、「この映像が何なのか分からない」「中国はウイグル人に対し人権侵害などしていない」などと主張し、目の前に揺るがぬ証拠を突きつけられたにもかかわらず、知らぬ存ぜぬの一点張りです。
英国BBCによる駐英大使に対するインタビューでこの映像を見せたら、知らぬ存ぜぬでシラを切り、世界に恥を晒していました。その時の動画がこれです。https://t.co/JNr5rNebRJ
— 日本在住中国人 (@fuckccpfuckxi) February 12, 2022
こうして中国が、国を挙げてウイグル人を弾圧しているのは、中国建国以来、常に国土分裂の危機に晒されているからです。
今でこそ中国は巨大な国土を保っていますが、長い歴史の中で分裂と併合を繰り返してきました。
そのため、近い将来、中国が以下のように、あるいはそれ以上に細かく分裂する可能性があると専門家たちは指摘しています。
この中でも、ウイグル自治区はかなり広い範囲を占めていることから、中国にとって大きな脅威です。
つまり中国は、自国の分裂・崩壊を防ぐために少数民族を弾圧し、分裂を阻止しようと躍起になっているわけです。
しかし、こうして各国の非難を無視して非人道的な行為を続けるなら、国際社会における信用を完全に失い、崩壊の時を早めることでしょう。
自らの権力保持のために他国民を虐殺するなど、断じて許されることではありませんので、一刻も早く中国が崩壊し、中国共産党による独裁支配に終止符が打たれますことを心から祈ります。
○中国共産党がウイグル族を弾圧していた証拠となる「新疆文書」が流出 「大規模な不妊手術」「強制労働」「強制的な中国への同化」など卑劣な人権侵害が明らかに
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