磁気治療器のオーナー(販売預託)商法で顧客約20人から約1億6千万円をだまし取ったとして、詐欺罪に問われたジャパンライフの元会長・山口隆祥(79)の判決公判が28日、東京地裁で行われました。
浅香竜太裁判長は、「会社は自転車操業の状態に陥っていたのに問題ある経営方針を貫き、顧客に対して老後の生活への不安を巧みについたり煽ったりする営業活動を繰り返した。招くべくして招いた結果は重大で、老後の蓄えを失った被害者の処罰感情も大きい」と指摘し、「顧客の大切な財産をないがしろにしてでも会社の延命を図るために犯行に及んだというほかなく、長期の実刑は避けられない」として山口隆祥に懲役8年の判決を言い渡しました。
「全国ジャパンライフ被害弁護団連絡会」によると、ジャパンライフによるオーナー商法の被害者は、およそ7000人、被害総額は2000億円以上にのぼるそうですが、ほとんどの人が未だに出資金を返還されていないとのことです。
山口隆祥は、安倍晋三などの大物政治家とズブズブの関係で、「桜を見る会」に招待されたことを宣伝に利用し、客の信用を取り付けていたことが分かっています。
実際、「桜を見る会」の招待状を見た被害者たちは、当時の首相だった安倍晋三から“お墨付き”をもらった企業だと信用してお金を預けてしまったと証言しています。
したがって、安倍晋三はジャパンライフの詐欺に大いに関与し、被害を拡大させた共犯だと言っても過言ではありません。
ジャパンライフ“お墨付き”は安倍首相が 元社員が重大証言 https://t.co/0lfL6Wf6mn #日刊ゲンダイDIGITAL
安倍さんを責めるとかは置いといて、ジャパンライフ経営者を桜を見る会に招いたことについて、まずは経緯を知りたいんだよ。#ジャパンライフ #安倍晋三 #桜を見る会
— 豆だ (@Osakata6u) January 28, 2022
また、ジャパンライフの広告には、麻生太郎や加藤勝信、二階俊博も登場しており、同社との関係の深さを窺えます。
「東京地裁は28日、ジャパンライフ元会長の山口隆祥被告(79)について詐欺罪を認め懲役8年の実刑判決を言い渡した」とのこと。そしたらジャパンライフの広告塔として詐欺の片棒を担いでいた安倍晋三や安倍昭恵や二階俊博や加藤勝信は懲役何年を言い渡されるのかな?
— きっこ (@kikko_no_blog) January 28, 2022
元会長の山口隆祥が逮捕されたジャパンライフ
その共犯者には菅内閣の閣僚も5名含まれている安倍晋三
菅義偉 総理
稲田朋美
下村博文
麻生太郎 副総理
加藤勝信 官房長官
石破茂
二階俊博
山口那津男
甘利明
茂木敏充 外務相
衛藤晟一
細野豪志
平沢勝栄 復興相
大島理森
世耕弘成
谷垣禎一
他省略 pic.twitter.com/hLH5z3aoxt— 夏川ハルヲ (@haruwowppop) September 18, 2020
このように、政財界の大物たちが巨額詐欺事件に関与しているにもかかわらず、元会長だけ罪に問われるというのは、トカゲの尻尾切りに他ならず、あまりにも理不尽だとしか言いようがありません。
高齢者からお金を騙し取り、悪事に手を染めてきた全ての政治家や関係者たちに厳正な裁きが下りますことを心から祈ります。
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