東京五輪の開会式に作曲担当として参加することが発表された「小山田圭吾(ミュージシャン)」が、学生時代に障害を持つ同級生に対し、卑劣な虐待を行なっていたことが発覚し、16日に自身のTwitterで謝罪文を掲載しました。
○東京五輪開閉会式の制作メンバー「小山田圭吾」が、自身の障害者いじめを武勇伝として語っていたことが発覚し、国民の五輪離れがさらに深刻化
○小山田圭吾が障害児の母親からもらった年賀状を雑誌でさらして爆笑する
小山田はこの謝罪文の中で、五輪参加を辞退しない考えを明らかにしましたが、これに対して「辞任して下さい」「辞退をされるべき」と小山田の五輪辞退を求めるコメントが殺到しています。
しかし、五輪組織委の武藤敏郎事務総長は17日、小山田の件に関して「十分謝罪し、反省している。倫理観をもって仕事をしていく、と話している。このタイミングでもあるので、引き続き大会を支えていって、貢献してもらいたい」などと述べ、続投させることを表明しました。
組織委が、小山田を制作メンバーとして起用したのは、五輪開催を反対する音楽業界を黙らせることがそもそもの目的だったと言われています。
○五輪反対派が急にだんまり? 開会式“演出チーム”に「サブカル大物」が集結
音楽業界は、コロナが始まって以降、ライブなどのありとあらゆるイベントを政府の要請で中止させられ、その極め付けとして、今年8月に開催予定だった国内最大級の音楽イベント「ロック・イン・ジャパン・フェスティバル2021」まで中止に追い込まれる事態となり、関係者からは「なぜ自分たちのライブは中止させられ、東京五輪だけ開催が許されるのか?」との批判の声が上がっていました。
そのため、組織委は五輪の開閉会式の制作に、元「ラーメンズ」の小林賢太郎、田中知之(FPM)やナカムラヒロシ(i-dep、Sotte Bosse)、種田陽平、小山田圭吾(Cornelius)、映像ディレクターの児玉裕一など、音楽業界の大物たちを起用して五輪反対派の勢力を黙らせようとしたわけです。
特に小山田とFPMの田中知之は、かつて“渋谷系”として音楽カルチャーを牽引した人物であり、組織委にとっては五輪反対派を抑え込む切り札だったと言われています。
しかし音楽関係者は、そんなことでは怒りを抑えられず、むしろ小山田の過去を掘り返して、組織委に対して反撃に出ることにしたのでしょう。
これまでは、五輪のプロジェクトに関わるということは名誉あることだと思われてきたに違いありませんし、小山田としても自分の名を上げられるチャンスだと思っていたに違いありませんが、むしろ醜悪な過去が蒸し返され、“有名アーティスト”から一転、“障害者を虐待する犯罪者”として国民全員から見なされるようになってしまいました。
こうして五輪関係者たちのほとんど全員が、やることなすこと全て裏目に出ています。
やはり悪人どもは一人残らず裁かれ、本人が忘れていたような過去の悪事まで問い糺され、滅びの道を辿っていく運命にあるということなのでしょう。
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