電動キックボード初の死亡事故 酒気帯び運転で書類送検 ヘルメット未着用 規制緩和に反対する声が殺到

電動キックボード初の死亡事故 酒気帯び運転で書類送検 ヘルメット未着用 規制緩和に反対する声が殺到

昨年9月に、東京都中央区のマンションの駐車場で「電動キックボード」を運転していた男性会社役員(52)が転倒し、死亡する事故があったことが明らかになりました。

電動キックボードによる死亡事故は今回が初めてで、警視庁は、男性が飲酒した直後に電動キックボードを運転していたと断定、今月11日に道交法違反で容疑者死亡のまま書類送検しました。

2022年9月25日・午後10時ごろ、男性は、知人らと付近の飲食店で飲酒し、酔っ払っていたにもかかわらず、電動キックボードに乗って帰路につき、中央区にあるマンションの駐車場で車止めに衝突し転倒、頭を強く打ち、搬送先の病院で死亡が確認されました。

男性が使用していたのは、シェアリングサービスで提供されている電動キックボードで、ヘルメットの着用が任意だったことから、着用せずに運転していたそうです。

この死亡事故を受け、ヤフーニュースのコメント欄には、規制を緩和するのではなく、より厳格にすべきとの声や、利用禁止を求める声が殺到しています。

◯Yahoo!ニュースコメント欄

しかし政府は、7月1日から電動キックボードに関する規制を緩和するため、今後さらに死亡事故や歩行者、車を巻き込んだ事故が多圧する恐れがあります。

国民の安全を顧みず、企業の利益を最優先する悪徳政治家たちが、厳正に裁かれますことを心から祈ります。

◯【またも閣議決定】電動キックボードに関する新交通ルールを7月1日から適用開始 ヘルメット着用は努力義務、最高速度を6キロ以下に設定すれば歩道も通行可 事故の増加を危ぶむ声

◯電動キックボードの規制緩和について、『弁護士ドットコム』の登録弁護士の半数超が「反対」、9割が「事故増加を懸念」

◯【危険】京王グループの『西東京バス』、中国企業「BYD」の大型EVバスの運行を開始 有毒物質“六価クロム”含有バスのため『京阪バス』『阪急バス』は既に運行中止

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