中国では、コロナ禍によって貧富の差が広がり、起業して成功したい、豊かな生活を手に入れたいといった意欲を失い、「タンピン(寝そべり)族」として生きる若者が急増しています。
「寝そべり族」とは、中国のあるネットユーザーが流行させた言葉で、結婚せず、子供も持たず、マンションも車も買わず、なるべく仕事の時間を減らし、最低限の収入で生きる人たちのことを言います。
中国は人口が多すぎるため、何を手にするにしても厳しい競走を経なければならず、しかも庶民はどんなに努力しても成功を掴むことが困難なため、若者たちは“苦労の連続”に疲れ切ってしまっているそうです。
また、中国では家賃や物価が高騰し、子供一人育てることすらままならないほど、庶民の生活が逼迫しています。
○【人口削減の成功】中国で「3人っ子政策」始まるも、庶民は貧困のため子供を産めず
○中国格差が景気回復阻む 物価上昇・賃金停滞で負担増す貧困層
中国当局は、若者が「寝そべり主義」を掲げて生きることに懸念を表明しており、このようなムーブメントを押さえ込もうと、必死でネット上の言論を火消ししています。
しかし、若者から夢や希望を奪い取ったのは、中国共産党自身に他ならず、つまり李家どもが諸悪の根源だと言えるでしょう。
中国は、今や李家に支配され、かつての李氏朝鮮と同じ運命を辿りつつあります。
かつて朝鮮半島に存在した「李氏朝鮮」では、両班(ヤンバン)と呼ばれる支配階級が、庶民のお金や食べ物、土地など、ありとあらゆる財産を暴力的に奪い取り、庶民は浮浪者以下の貧しい生活を強いられていました。
両班たちは、庶民から好きなだけ搾取しておきながら、毎日遊んで暮らし、教育やインフラ整備などを一切しなかったため、国は腐敗し、街は悪臭と汚物で溢れ、庶民たちは夢を抱くことはおろか、絶望の中で生きるしかありませんでした。
今の中国も、これと同じような状況になりつつあるわけで、李家の支配する国はどれも同じ運命を辿るということを如実に物語っていると言えます。
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