長崎県の沖合に浮かぶ離島で、国内最大級のメガソーラー発電所を建設する計画が進められていることが判明し、物議を醸しています。
建設予定地は五島列島の「宇久島(うくじま)」と隣の「寺島」で、2025年末の運転開始を目指し、5月末にも本格着工することになっています。
「宇久島メガソーラーパーク」の事業には、京セラや九電工のほか、タイのSPCGといった外資系企業も参画しており、総投資額は2000億円規模になるとのことです。
設置される太陽光パネルの数は152万1520枚に上り、両島の面積の1割以上がパネルで覆われることになります。
しかし、「宇久島の生活を守る会」などの市民団体がこの計画に強く反対しており、環境面だけでなく防災の観点からも問題があるとして事業の中止を求めています。
また、ネット上でも「火事になったら島ごと燃え尽きるまで?」「いったん火災が起こったら、島が消滅してしまうのでは?」「相当の 懐柔策が裏であるかも 有力者にばら撒きとか」「この辺りは台風がよく来る経路なので パネルは飛ばし剥がされるのでは?」と懸念する声が次々と投稿されています。
この一連の計画は10年ほど前に立ち上げられたものですが、逮捕者や死者が出るなど、黒い噂が絶えないと言われています。
◯【特別レポート】黒く塗りつぶされる島~逮捕者2人、死者1人を出したメガソーラー事業で揺れる宇久島(2)
2016年当時、佐世保市議だった大岩博文が、宇久島でのメガソーラー事業の許認可申請手続きで便宜を図ろうと、前佐世保市長の「朝長則男(ともなが のりお)」に賄賂の提供を持ち掛けたとして逮捕されました。
大岩元市議は、メガソーラー事業の関連会社・社長から個人献金を受けていたほか、市議自身もメガソーラー事業の準備会社の社員とともに事業実現に向けて尽力していたことが分かっています。
しかも2018年には、宇久島に派遣されていた九電工の社員(宇久島メガソーラー事業化準備室部長)が死亡、同僚だった男が傷害致死容疑で逮捕される事件が起きるなど、想定外のトラブルが続きました。
さらに、両島では「日本風力開発株式会社」による大規模な陸上風力発電計画も進行中で、風車を50基ほど建てる予定となっています。
同社の元社長「塚脇正幸」は、元衆議院議員の「秋本真利」に洋上風力発電の業者選定基準の変更を求める陳情を繰り返していた上、3000万円を渡したとして贈賄罪で在宅起訴されています。
◯【河野太郎の最側近・秋本真利】洋上風力発電企業『日本風力開発』から数千万円以上の不透明な金を受領した疑い
再エネ利権によって暴利を貪る悪人たちが、全て厳正に裁かれますことを心から祈ります。
◯【河野太郎】規制改革担当大臣時代に再生可能エネルギーに関する規制を次々と緩和 太陽光・風力発電の普及推進の黒幕は『河野太郎』
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