東京都の小池百合子知事が、都庁のプロジェクションマッピングの経済効果について無責任な発言をし、物議を醸しています。
小池百合子知事は、15日に行われた定例の記者会見で、「プロジェクションマッピングは日本の技術が非常に高く、世界的なイベントでは日本の技術を使って展開している。キラーコンテンツでキラー技術でもある。ここ(都庁)をキャンバスとして発信していく。令和5年度の予算額が7億円だったが、経済波及効果は約2.5倍の18億円と申し上げている」と発言しました。
しかし、このプロジェクションマッピングの事業費総額が、通算2年で約50億円に上ることが明らかになっており、仮に18億円の経済波及効果が出たとしても、トータルでは赤字となります。
◯【独自・悲報】効果不明のプロジェクションマッピングに約50億円!
しかも、過去の記事でも述べましたが、「TOKYO Night&Light」の事業運営を、「電通」のグループ会社である「電通ライブ」が担当しており、一部の大企業にのみ税金が流れる仕組みとなっています。
これに対して、X(旧・ツイッター)上では、「こんなことやる意味ない」「無駄遣い以外の何ものでもありませんね」「計算方法を教えろや」といった怒りのコメントが投稿されています。
国民の生活を顧みることなく、一握りの企業を潤すために税金を浪費しつづける政治家たちが、すべて厳正に裁かれますことを心から祈ります。
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