台湾産パイナップルの日本向け輸出量が2年間で8倍以上増加 食料危機とは程遠い日本の豊かな食料事情

台湾産パイナップルの日本向け輸出量が2年間で8倍以上増加 食料危機とは程遠い日本の豊かな食料事情

台湾産パイナップルの日本向け輸出量が、この2年間で8倍以上に増加していることが明らかになりました。

https://twitter.com/azetdrclzfunjju/status/1647902558361636864?s=61&t=NHJkrcQwY-5ZvRWV6hXXWA
https://twitter.com/taiwan_in_japan/status/1647798284939935747?s=61&t=r-X551R4Wb-6gFZAozMgtg

これまで台湾は、輸出用のパイナップルのうちおよそ9割を中国に輸出していました。

ところが、2021年に中国側が「台湾産パイナップルから害虫のコナカイガラムシが検出された」と主張し、台湾からの輸入を停止する措置を講じました。

中国は2021年以降、パイナップルの他にも、レンブ(果物)や、養殖魚ハタ、コーリャン酒など2000品目超の食品などについて、害虫やコロナウイルスの検出といった理由をつけては禁輸としてきたそうです。

そのため、台湾人の間では、中国と距離を置く「蔡英文」政権への不満から、中国側が政権支持層を揺さぶる狙いで様々な食品などの禁輸措置を講じていると、受け止められているとのことです。

こうした中、台湾政府は、貿易業者らへの支援策として、パイナップルを輸送するのにかかる費用の補助などを行い、日本など、他国への輸出に注力するようになったそうです。

その結果、禁輸前の2020年における台湾産パイナップルの中国向け輸出量は約4万2000トンで、日本向けは2000トンだったのが、2021年は中国向けが約4000トンに急減、日本向けは約1万8000トンに急増しました。

さらに、2022年には中国向けが約400トン、日本向けは約1万7500トンとなり、現在、日本は台湾産パイナップルの最大の輸出先となっているとのことです。

協同組合を率いる張清泉さん(38)は、「日本には、とても感謝している」と話しています。

また、対日貿易に関わる台湾の貿易会社は、「台湾産パイナップルを日本に輸出できたのは、補助金でフィリピン産と価格面で勝負できたためだ。貿易はシビアで、輸入側がいつも台湾への温情から買ってくれるわけではない」と話しています。

台湾産のパイナップルは、日本でとても人気があり、Twitter上でも「芯まで食べれて、甘くて大好きです」「台湾パイン大好きですスーパーにあるとついつい買っちゃう。ほんと甘くておいしい~」「温情じゃなくて美味しいから買ってるんだぞ、安心してくレ」といった声が数多く寄せられています。

日本は、年間およそ3163万トンもの食品を輸入しており、過去にCNNが発表した「世界で最も食べ物が美味しい国ランキング」によると、日本は5位にランクインしています。

○世界で「最も食べ物が美味しい国」ランキング

このように日本人は、自国で生産されたものだけでなく、膨大な輸入食品を手軽に購入できる、とても恵まれた環境にありますので、政府が普及を狙う昆虫食や培養肉をわざわざ食べる必要はありません。

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フードテック産業を強引に拡大させ、人々の健康を脅かす悪人たちが厳正に裁かれますことを心から祈ります。

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