パチンコメーカーの「西陣」は1日、経営環境の悪化により廃業することを発表しました。
西陣は「CR花満開」などで知られ、2000年7月期には売上高528億円を計上していましたが、その後、競争激化や遊技人口の減少で2008年7月期の売上高は194億円まで減少していました。
ここ数年はコロナの影響で業界の経営環境が悪化、市場環境は今後さらに厳しくなると判断し、廃業を決断したとのことです。
また、パチンコ・スロットメーカーの「京楽産業」は、先月末に2022年6月期決算を発表、売上高は前期比257億700万円減の268億3800万円、経常損失67億3900万円、当期赤字79億600万円を計上したことを明らかにしました。
過去に実施された調査から、2017年の時点でギャンブル依存症の疑いがある人は、およそ320万人に上るとの推計が出されています。
ギャンブル依存症の疑いがある人のうち、パチンコ・パチスロにお金を使う人が最も多いことも分かっています。
○ギャンブル依存疑い320万人:パチンコ・パチスロに月5.8万円!?
各国における「ギャンブル依存症が疑われる人」の割合と比較しても、日本は突出して高く、パチンコ・パチスロ業界がいかに日本人に悪影響を及ぼしてきたががよく分かります。
愚民化政策に加担し、暴利を貪ってきたギャンブル業界が厳正に裁かれ、人々の心身の健康が守られますことを心から祈ります。
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