タイ政府は20日、コロナの疾病分類を「危険な感染症」から「監視すべき感染症」に格下げし、コロナ感染者を入国禁止の対象から除外すると閣議決定しました。
もう既に、タイ政府は入国規制をほぼ撤廃している上、入国時のコロナ検査も求めていないため、適用後もほとんど現状と変わりありませんが、コロナ感染者を入国禁止の指定から除外することで、外国人客を積極的に受け入れる姿勢を明確にする狙いがあるとのことです。
また、タイ政府は、既に屋内・屋外でのマスク着用義務を廃止し、あくまで推奨する程度にとどめ、ソーシャルディスタンスなどのガイドラインも撤廃しています。
しかし、首都バンコクでは、未だに大多数の人がコロナ感染を警戒してか、マスクを着用しつづけています。
そのため、タイの医師団は、マスクをすると体内の酸素濃度を低下させ、免疫システムに影響を与えるとして、政府にマスク着用の推奨をやめるよう訴える提案書を提出しました。
医師団は、政府に対し「コロナは常態化した」と人々に訴えるキャンペーンを打ち出すとともに、政府関係者が率先してマスクを外し、国民に模範を示すよう求めているとのことです。
タイの一流大学医学部の教授パッタルン博士は、「タイの人々は、3年間病人のような生活をさせられ、長期的な健康被害を被った」とし、「マスク着用は選択制であると発表したにもかかわらず、政府は長期的な健康被害をもたらすマスクの使用を奨励しつづけている。肺に十分な酸素を取り込んで健康を保つのは大切だ」と語っています。
このように海外では、国内の感染対策だけでなく、水際対策も撤廃され、「コロナは大したことがない」との認識が広く定着しつつあります。
この日本においても、マスクやワクチンをはじめとする無意味なコロナ感染対策が廃止され、一刻も早く全国民が自由な生活を取り戻せますよう心から祈ります。
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