台湾併合をめぐり、中国と台湾では緊迫した状態が続いていますが、先週、ペロシ米下院議長が台湾を訪問したことで、さらに情勢が悪化しました。
アメリカは1979年、中国と国交正常化した際、台湾は自国の一部だとする中国の主張を受け入れ、高官や要人による台湾訪問を控えていました。
しかし、近年、アメリカの要人による台湾訪問が相次ぎ、中国側はこうした動きに神経を尖らせていました。
そんな中、大統領権限の継承順位2位のペロシ米下院議長が台湾を訪問したため、中国側は「越えてはならない一線」を越えたとし、アメリカに猛反発しています。
さらに先日、台湾のコンビニや駅に設置された液晶モニターが中国人によってハッキングされ、ペロシを罵る言葉や批判するメッセージが表示されるという事件が発生しました。
これに対し、台湾の蘇貞昌首相は、偽情報を拡散し、国民の士気をそごうとする行いだと指摘しています。
これまで台湾では、政府機関やその委託業者などを対象に、中国製の通信機器の使用が禁じられていましたが、対象を民間にまで拡大する方針とのことです。
また中国は、連日、台湾周辺の海空域で大規模な軍事演習を展開し、台湾に対する軍事的圧力を常態化させるような動きを見せています。
私たちの安全を脅かす中国共産党が一刻も早く滅び去り、彼らの悪なる計画が全て頓挫するよう心から祈ります。
○【中国】台湾併合のため「祖国統一法」を検討 無理やり法律を作り、強引な侵略行為を繰り返す中国共産党
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